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[コメント] 櫻の園(1990/日)
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★5一線を嘘のように超えてしまうエロスな空気感が剣呑、共犯関係は夢の向こうに至る。例えば革命とはこんな場所から始まるのではないだろうか。職員室など敵方を描写しないのが巧みで閉鎖的な空間は濃密に自転し続ける。懐に隠した「暴動起こそうよ」。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4その日誰かが「櫻の園」中止になんねーかな、と思っていた [review] (ペンクロフ)[投票(1)]
★4冷静に考えたら、こんな女子高ねーよ、ってかんじなんですけど、タバコってアイテムがすごく効いている。「理想化した女子高」という空間には異質のアイテムが最初から最後まで出ずっぱりで、主要人物の手をわたっていく。ずっと重量感を放ってるから、それを吸うシーンに映画の流れの高まりを感じるんだと思う。 [review] (agulii)[投票]
★4「私立」、「女子高」、「演劇部」等々のキーワードがことごとく私の青春と重ならず、見始めは気持ち悪くて仕方がなかったが、終わりに近付くにつれ、何故か「もっと観ていたい」という気持ちになった。つみきみほが男前でカッコいい。 [review] (青山実花)[投票(1)]
★5公開当時は白島靖代派だったけど、今観るとつみきみほがいいですね。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★3櫻の木が少ない。隔離された刑務所感を出すには、櫻をしつこいくらいに出さないと。 (夢ギドラ)[投票]
★5バカバカしくも微笑ましく、淡くも確かな気持ちが交差するシーンが繋ぎ合わせられた限られた時間が、画面を少しだけ飛び越えて輝いて見える。特につみきみほのクールで芯のある存在感が忘れられない。 (檸檬)[投票(1)]
★5つみきみほの凛とした存在感と、本当に櫻の香りが漂ってきそうな屋上シーンの気持ち良さを求めて櫻の季節に何度も見たくなる。 (irodori)[投票]
★3これを見ると学校にはやはり桜の木がなければダメだなと思ってしまう (TOMIMORI)[投票]
★3女子校で育った者にとっては、違和感のある描き方。 (桜桃)[投票]
★4手が触れる距離まで来ながら届かぬ想い。タバコをくゆらす彼女は、その時、男装していた。朗らかに狂い咲く一日が集約されたこのカットに、たとえば『下妻物語』に見出せないfilmの瞬間を、『花とアリス』に見出せないmovieの絵を見たような気がした。(……いや、ただ男装好きなだけかも知れないんですが) (kiona)[投票(1)]
★4やはり男性監督の作品だなぁという感じ。原作にあった女子高生の生身の女くささというか....そういうのがなくなっていた。これはこれでまたいい雰囲気があるんだけれどね。 [review] (にゃんこ)[投票(1)]
★4モラトリアムなウダウダ感とウラハラに、この瞬間が二度と来ないことへの自覚も表現されている。丹念できめ細かい演出に感心した。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4大真面目にチェーホフに取り組む女子高生たちというだけでも随分面映ゆく正視できないのではと思ったが、斜に構えることが恥ずかしいとさえ思わせる「世界」への没入ぶりで、何事も信じて真面目に事を成せば誰はばかることなしなのだと思った。 (けにろん)[投票(2)]
★4原作は読んでないので分からないが、かなり面白い。この作品で中原俊を好きになった。中島ひろ子白島靖代つみきみほもいずれ劣らぬ好演。 (直人)[投票]
★3歳を取って振り返ると、重大に思えた出来事が案外になだらかに見えたりする。その濃密な時間と空間は、遠く霞む花曇りのようだ。 [review] (chilidog)[投票(2)]
★3何と言っても1990年度のキネ旬1位である。批評家も大絶賛らしい。でも私には女子高という未体験の秘境ツアーした親爺たちの高揚感が高評価に影響しているとしか思えない。 (sawa:38)[投票(3)]
★4こういうまーーったりした雰囲気を見るには最適な映画です。 (stimpy)[投票(1)]
★4ずっとエンドロールを見てしまうような印象に残る映画。男の幻想みたいな若い女の子の健康的な世界。 (aisha)[投票]
★2映画館にかかる、という間違いを犯した作品。大画面に耐えきれない、26インチが良いところ、ですよね。 (動物園のクマ)[投票]
★5冒頭の男だけは、余計だと思うのだが。それを除けば、文句のつけようがない。ともすれば、どろどろの展開になるところを、実に嫌味なく、さわやかに描く。櫻の園の上演までの、何気ない、それでいてかけがえのないひとこまひとこまをスケッチ風にさらりと見せる。表面的でいて、しっかりと心に入ってくるのは不思議。あれだけの人数がいながら、散漫な感じはなく、きちっと統一感が出ている。すばらしい。学園ものの傑作。 (ことは)[投票(3)]
★2女子高生の雛形が、ちょっと前の男の想像の中の生き物と言う感じで、これを見て、「いい映画だ!」といっているオヤジの姿を考えると、背筋に寒いものが走る。 (Carol Anne)[投票(1)]
★5電車の中とかで、他人の、わりと何でもない会話を聞くのが好きなんですけど、そんな感じ。 (イライザー7)[投票(2)]
★5この映画が普通と違うのは、おそらく何かいけない空気が漂っているせいだ。他の映画では得られない感動がここにはある。 (buzz)[投票(2)]
★3月下の恋』に続きデジャブを感じられた映画。昔、深夜放送なんかで見たことあるよ。特に冒頭のシーンがすごく印象に残ってた。へ〜〜、これが「櫻の園」だったのかあ。 (Madoka)[投票(1)]
★3男性目線の「女子高ってきっとこんなだろうデヘヘヘヘッ」的な勘違いが、猛烈に気持ち悪い。妄想だけで描くなっつーの。 [review] (ダリア)[投票(3)]
★3全体的に優しい映画。それは、内容よりも役者陣から与えられた印象です。感情の起伏の激しい人間が誰も居ないから。演技に演技が被った姿勢が窺える。つみきみほの男装は微笑ましいかな?NHKの青年の主張っぽくまとめ上げた正統派作品とも言えるかも。 (かっきー)[投票(2)]
★5ぼくにとっての近過去。彼女たちがそこにいる。彼女たちはもういない。まるで死んでしまった友人のようだ。ノスタルジーが増加することは、18歳の当時から知っていたが、これほどまでとは! テレビなんかで突然見てしまったりしようものならもう・・・ (オノエル)[投票(2)]
★3先日何の気なしにTVをつけたら、2時間モノのサスペンスドラマで「夜の女」になった部長が殺されていた。部長と気付いた時にはびっくり。何があったの、部長!(^^; (美喜)[投票]
★4映画を観終えた後というのは色々な気分になるものだ。「清々しい」「晴れ晴れとした」「しみじみとした」「どんより曇った」などなど。僕にとってこの映画は「初々しい」気分を呼び起こしてくれる一本。こういう映画は貴重です。極私的お気に入りながら出演作に恵まれない白島靖代さんの代表作。 [review] (立秋)[投票(1)]
★5女であろうと、男であろうと、青春のすべて、がつまった素晴らしい映画じゃないだろうか。胸をかきむしられるような、甘く切ない高校時代...それにしても、 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★3悪くはないんだけど、ちょっと中途半端な気がします。とりあえず、原作を読んでみようと思いました。中島ひろ子さんはいいですね。友人を思い出します。 (Chie)[投票]
★2驚きました。 [review] (uyo)[投票(6)]
★2みんな誉めてるし、公開当時も評判がよかったが、オイラはこの映画のどこがよくいて、おもしろんだかさっぱりわかりませんでした。カメラ目線での記念写真シーンは見ているこっちが恥ずかしくなった。でも、あのシーンは名場面ということなんだが・・・。 (すやすや)[投票]
★3体裁はすごく美しい。しかし女学生たちの真意が誰一人として伝わってこないため、どうしても化かし合いをしているようにしか見えなかった。この決して快感ではない浮遊感を監督が出したかったのなら狙いは成功している。しかし私はパスしたい。 (tkcrows)[投票]
★4ちょっと甘ったるすぎる気もしますが丁寧な演出と撮影が素敵でした。けっこう中原俊てツボです。 (kaki)[投票(1)]
★3喩えていうならば桜餅と桜海老のごった煮。締めは月見うどんで。 [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票]
★4時間と場所を限定したことによる構成の絶妙さ! しかし「男の目線から見た少女漫画」的なテイストに引っかかりを感じるのだが…。 (カズ山さん)[投票(2)]
★2自然さを意識しすぎた演出・演技のせいか、作品全体に劇中劇のような違和感があった。「集団になった女の子」の一番嫌な部分ばかり見せられるのも辛かった。つみきみほの存在がかろうじて中和剤。 ()[投票]
★4これは、肝心な(?)演劇場面がないくせに、映画人側の演劇っぽさ。なのだけど。その抑制ぶりが、やはり吉田秋人のコマの白さのようで、大好き。 (ALPACA)[投票(1)]
★3モー娘。出演でも撮れそう。そうすればもっと学芸会っぽさがでそう。って人数足りないか。いろんなユニットのメンバー連れてくりゃいい。主演は飯田&保田で決まりだ!? (モモ★ラッチ)[投票(3)]
★5吉田秋生大好きなので原作ファンの人が怒るだろうというのはよくわかる。 [review] (は津美)[投票(6)]
★5<多感な時期を長々と女子校で過ごした者のコメント>本当にこういう世界ってあるんですヨ。単なる私の思い出話(001/11)→(追加)原作を読んで [review] (秦野さくら)[投票(9)]
★4原作と違う次元でいい部分もあったと言えなくもないかもしれない。 [review] (悪趣味大魔王)[投票(1)]
★4中島ひろ子白島靖代に限っては良しとする。つみきみほは・・・、役者やのう。 [review] (G31)[投票(4)]
★5この映画が好きなことをなかなか公言できなかったが、このHPを見て「なんだ、みんな好きなんだ」とちょっと安心した。 (ナム太郎)[投票(5)]
★4原作者・吉田秋生が好きなので・・映画は映画で結構よかったのですが,あの原作の雰囲気をとにかく忠実に再現しました,という作品も作ってみてほしい(無理か?) (ダイキリ・キューブ)[投票]
★3原作のイメージにすごく近いと思います。 透き通った感じが良かったと思います。 (ごじごじ2001)[投票(1)]
★4原作より面白い映画も珍しいです。 (poNchi)[投票]
★4深夜番組でこれを観たのがきかっけで芝居を始めたなんて、恥ずかしくて言えない(言ってる) (peacefullife)[投票(1)]