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[コメント] キートンの即席百人芸(1921/米)
- 投票数順 (1/1) -

★4キートンの作品は「映画」だ。実によく考えられている。映画においては「夢」と「うつつ」の間に差異など無いという確信。劇場中全部がキートンという冒頭からしてスペクタクルだけれど、その後の猿芸にしても、スラヴの兵隊や双子の女の子の扱いにしても、水槽を割って洪水になるシーンにしても、やっぱりとてもスペクタクル。 (ゑぎ)[投票(4)]
★4同一画面に多数登場するキートンには驚く。そのほか、双子姉妹、猿と人間、大男・小男バラバラのスラブ兵など、ギャグよりも「同じもの・似たもの・似ているがちがうもの」という視覚的な楽しさに溢れた映画らしい映画。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4視覚についての映画。映画は原理的に不条理であるという命題。舞台演芸という非映画的事象をいかに「映画」化するかという試み。徹底して「説明」を放棄した語りの経済性にも驚く。それはむろん時代と形式(短篇)のためでもあるが、それ以上にキートンの天才のためだ。“Dress the monkey”の一言さえあれば人は猿になってよいのだ。 (3819695)[投票(2)]
★4女装するキートン結構イケてる? 目が覚めた時のベッドの部屋が作りもののセットなんて面白い。時計?を壊す行為がよくワカランかったが 私たちにある時間が映画では存在しないと言ってるように勝手に思っとこう。 作りものホリゾントのような海に逃げる。水槽の水が大量に流れる嘘の巧みさ。嘘の楽しさ。 サル顔のキートンを被写界深度を利用した映画ならでわってとこも好き。 (モノリス砥石)[投票(2)]
★5シュール。(05・7・24) [review] (山本美容室)[投票(2)]
★3改めてバスター・キートンという喜劇王の芸の奥深さを知る。貴婦人・親父・猿・爺・黒人に大変身を遂げる彼の演技にゾッコン。この話は、一人百役というトリックを使っているので従来の作品と違った印象を受けるが、その分学べる。 [review] (ナッシュ13)[投票(2)]
★4猿すぎる。とくに耳のあたり。 (黒魔羅)[投票(1)]
★4前半の合成映像、中盤の猿のモノマネ、ラストの水槽割りと、驚愕の映像が満載。どんな映像でも作れる今なら、何の驚きもないが、この時代にこの映像を作ろうとした発想力と情熱には、ただただ脱帽だ。 (Pino☆)[投票(1)]
★3あのオープニングは、キートンが自分のチャームポイントって奴をよく知ってるからこそ出来る芸でした。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★5「キートンだから“こそ”楽しめる芸」という領域がある。この作品はまさにその粋。だってほかの誰に出来る?こんな多種多様で一人一人が濃〜い「無表情」100人。 (はしぼそがらす)[投票(1)]
★3冒頭の全員キートンネタはシュールで、このネタで展開できればいい作品だっただろう。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3何と劇場すべての人がキートン!それで思い出したが去年(2012年)末のNHK・紅白でのゴールデンボンバーには驚かされた。ここからヒントを得ていたのかな?その他のギャグは面白さ普通でした。 (KEI)[投票]
★4どうも私が観たバージョンは字幕が半分ほど欠落していたのか、皆さんがレビューに書いておられるような台詞がなかったのだけれども、その分想像力が働いたことでより純粋に画面に集中できたと思う。凡庸な2時間映画よりこのナンセンスな20分の方が余程楽しめる。 (赤い戦車)[投票]
★2見世物としてのキワモノ的要素を配置するイメージフラッシュも映画の巧みな構築によってまとめることができなかったBAD作品 [review] (junojuna)[投票]
★3「舞台上の出演者も座席の客も全員キートン」なんていう劇場は怖すぎます。[Video] (Yasu)[投票]
★2水槽をぶち割るシーンの過激さは最高。だけど、それ以外は不条理路線に走りすぎている気がして、好みじゃなかった。 (緑雨)[投票]
★4兵隊さんのとこはコマ撮りでしょうか? かわいい。 (coma)[投票]
★3キートンのシュールな笑いてんこ盛り。「キートンだらけでSHOW」に始まり、猿の形態模写などサービス満点。その分、ストーリーはあってないようなもの。 (AONI)[投票]