前半は引きが弱い感じがしたけれど、中盤以降ぐいぐいと引き込まれた。 久々に、泣く直前の状態にずっといれるような作品だった。 そういう意味では「オールアバウトマイマザー」を見た時の 心理状態によく似ている気がする。

すごく久しぶりに良い恋愛映画を見た、と思った。

けど、5点はどうしてもあげれない。 理由を考えた。 それはやはり、ストーカー肯定作品だからだと思う。 純な愛はすごいと思う。その点には肯定できる。 が、ストーカーには肯定できない。

私がマリサ・トメイの立場だったら、 どんなに好きでも、少なくとも彼女以上に引いてしまうだろうし、 手術だって無理矢理にでもさせる。 それじゃあ、映画は成り立たないのだろうけれど。

マリサ・トメイ。 「ハート・オブ・ウーマン」での彼女が特に印象強いけれど、 やっぱいい女優だなって思った。