あの甘酸っぱい時代を生きたことのある人ならば、一度くらいは覚えがあるようで、でもごく個人的な出来事や感情の揺れを、本当に嫌味なく描いた秀作だったと思います。

ここのところ、韓国のコテコテドラマを見すぎていたせいか、モン・クーロウ（グイ・ルンメイ）の自転車と並走するジョギング男が体育教師と気づかず、「あれ、こいつまさか彼女をレイプする気では…」などと発想してしまったことは、本当に不覚でした。こんなところでいきなりトーンを変えてどうする。