[コメント] 藍色夏恋(2002/台湾=仏)
まったく、グイ・ルンメイを目当てにだけで見る。だが、デビュー間もないルンメイは、まだ全然綺麗ではないし、役柄の要請もあるが、体型も含めてルックスは男の子のようだ。
友達役の女の子の方が、顔もスタイルもずっと可愛らしい。いやいや、友達が恋した(私の旦那さん)と云う、水泳部の男の子、チェン・ボーリンこそメッチャ可愛いではないか。
しかし、自転車での追跡、夜の学校のプール、ラブレター騒動等何だかんだあった後、ルンメイとボーリンが付き合い始める。初デートで、砂浜のライブ演奏を二人並んで見ながら、音楽に合わせて体を揺らせる場面あたりから、ルンメイの魅力も弾けて来る。ラスト近くの自転車の併走。映画においては、矢張り、自転車は幸福の象徴だ。
さて、果たして彼女の恋愛対象についての告白は真実なのか。後半のルンメイの描写から云うと、真実でないと困ってしまうのだが、ラストの落書きで煙に巻いたのは、今見ると潔さを欠く結果になってしまっていると思う。
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