★4 | 羽目を外した艶笑譚がベルイマンの生真面目を中和させた、とても魅力的な恋愛讃歌。芸達者たちの丁々発止は篦棒なレベル、白夜の空に映える不良少女ハリエット・アンデルソンの快活さが忘れ難い。 (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 人間関係は複雑だがやや図式的で深みに乏しい。が、それゆえの喜劇性。緑がかった画面の色調はそれだけで目を引きつけもするが、これで湖まで撮ってしまうというのはいかがなものだろうか。この湖面は途方もなく美しくなければならないはずだと思うが、この色調ではまるでアオコ状態ではないか。 (3819695) | [投票] |
★4 | 権威や男尊女卑という体制にしがみつく頑なな男どもを手のひらで躍らせながら、生きることに何処までも正直な女たちがおりなす素直で上品な艶笑が楽しい。ウディ・アレンが『サマー・ナイト』あたりで目指した笑いの元はきっとこれだったのだろう。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 皆が集まる晩餐以降がめっぽう楽しい。そして女性陣が魅力的でした。 (ドド) | [投票] |
★3 | 演劇の素養がないと、ほんとの面白さは分からないらしい。 (犬) | [投票] |
★3 | 思わず笑みをこぼしたくなるような普通の映画に見せかけた、実は前衛映画なのではないだろうかと。 (SUM) | [投票] |
★3 | ルノワールの『ゲームの規則』を彷彿させると言われるが、登場人物の欲求不満具合がチョッピリブニュエルテイスト。ベルイマンって自棄になると牧歌的になるんだ。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票] |