『MUSA』の時も思ったが、アン・ソンギやっぱ渋いわー。 　でも・・・回想シーンのソク（アン・ソンギ）の若作りに失笑。またそれ以上に老け役の ジヘ（イ・ミヨン）に相当な無理がある。

　それと日本でのシーンが異様に不自然に見える。 　確かコウタロウ（だったっけ？名前うろ覚え）って日本で市会議員やってるっていってなかったっけ？そんな社会的地位のある人が、たとえ人目がなかろうと観光地で いともかんたんに銃で相手を撃つかー？日本でそんなことやったら目立つって。そいでもって「俺は犯人じゃない」のにいともあっさりと自決するのも不自然。

　それに吊り橋での追跡シーン。70ぐらいのケガしたおじいのほうが足早いっちゅうねん。なんで追いつけないだけでなく、引き離されるの？追う側のほうは普通に走ってて、逃げてる方はケガしてるにもかかわらず。

　そして駅舎の屋根の上でのジヘとオ刑事（イ・ジョンジェ）との対面シーン、 土曜ワイド劇場の10時35分ぐらいのシーンって感じ。

　前半はそれなりに楽しめたのに、後半の宮崎に舞台を写したあたりから、なんか安っぽく感じてしまった。

　ま、いろんな意味で面白かったと思えばいいか。ブーイングするほど面白くなかったわけではないので一応★3にしときます。