[コメント] AKIRA(1988/日)
深く理解できてないが、圧倒的なパワーを持つビジュアルとシナリオに魅了され、かなり飽きずに楽しめた。
これが88年に作られた(見終わってから88年製作だと知った)とは思えないほど新鮮な映像だ。DVDで見たのもあって、かなり画質的にもよく見られたのも功を奏したが、バイクの滑走やビルが建ち並ぶネオ・トーキョー、格闘シーン等々を見ていると、日本のアニメーションは世界に誇れるレベルなのも納得が出来る。
ストーリーも面白い。2時間をハイスピード感覚で一気に見せきられた。ただ、ラストの解釈は多少難しかった。とは言っても、決して単純ではないストーリーをこれだけ巧くまとめ上げたのは見事。常にAKIRAという謎が存在するため、その点を中心に、先の読めない展開が進んでたと思う。優れたシナリオだと思う。それぞれの人物の描写もしっかりしている。カネダ、テツオ、ケイ、大佐・・・などなど、どの人物も印象に残る。スピード感のあるアニメーションとしてハイレベルで非常に面白い。何がどうこうよりも、ビジュアル面での美と、圧倒的な面白さのストーリーに素直に魅せられた。
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