[コメント] 鬼婆(1964/日)
シンプルにできとるぞよ。野生の女の食欲と性欲。『もののけ姫』の世界観と
ぜんぜん違うぞよ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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会社とかシステムとか、無縁の戦乱の世。生きる。
嫁(吉村実子)とられたら、食えなくなる。 嫁の幸せより己れが生きる道。鬼婆。
怪談「肉付きの面」
犬の丸焼き。外道。地獄の話で牽制。
落武者(宇野重吉)の般若面。
嫁、夜な夜なハチのもとへ、葦原を駆け抜ける! 期待の喜びがはちきれんばかりの疾走! 走る姿が葦の合い間合い間でいい効果。
ジャーン!立ちふさがる鬼婆!
「面が離れん。どうしたことじゃ。頼むぞよ。ひしゃくで割ってくれ。」
鬼じゃ!わしは人間だーっ!ずぼっ・・・穴。終。
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