人殺しなんぞとても嫌悪すべき行為のはずなのに、この映画を見ていると不謹慎だが美学みたいなところも感じてしまう。何が怖いって、かわいくないキューピーでしょ。チャイルドプレイのチャッキーなんぞ吹っ飛ぶ不気味さです。部屋の隅から人形が笑いながら出てきたら、殺される前にショック死しそう。音楽的にゴブリンの貢献度が非常に高く、昔のサントラでは例の童謡の別バージョンしか入ってなかったので、相当落胆した記憶がある。この旋律をよる一人のときに口ずさむと似たような恐怖感が味わえます。最近この映画を見た知り合いの女学生はこの曲を採譜して、着メロにしていた。不気味な奴だ。 DVDで鑑賞の際には、完全版より劇場公開版（短縮版）を見ることをおすすめします。