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[コメント] 生きてはみたけれど 小津安二郎伝(1983/日)
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★4小津作品の名場面のダイジェスト、関係者のインタビューという構成は、はっきり言ってあまり工夫を感じさせない作りで、NHKのドキュメンタリーみたい。思えば、『ある映画監督の生涯‐溝口健二の記録』は、好き嫌いは分かれるものの新藤兼人という監督の作家性を出した作品だったのだなぁ、と実感。['07.5.30VIDEO] [review] (直人)[投票(1)]
★3オヅの言行録が山ほど出版されているなか、特段の見識のない薄味で総花的な記録だが、ご兄弟や俳優たちのインタヴュー、代用教員赴任地等の映像は貴重だろう。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2名場面集などTVドキュメントで充分なのであり不要。思い込みや決め付けでもいいから客体をひっぺがす力業がないと意味が無い。俳優・監督・評論家たちの手垢ついた証言はコラージュでさえなく凡庸に並置されただけ。作品のフォルムや孤高への探求は皆無だ。 (けにろん)[投票]