[コメント] アイデン&ティティ(2003/日)
バンドブームについての映画。ではないよな。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
■時代考証が一切されていないのはつまりそういうことだよね? うーんでも冒頭のインタビュー部分はそうするとあんまりだ…。
■「あの頃は」と言葉を発したとき、切なくて甘い思い出だけがよみがえる人の作った映画だなと感じた。それはもしかしたら80年代の彼らには共有できる思いなんだろうか? 「あの頃は」で、アドレナリン/血/喪失の味がよみがえる、そんな上の世代にとっては眠いし、空白/退屈/袋小路の味がよみがえる下の世代にとっては、退屈。
■青臭い。あのころ君は天使だった。すべてを許してくれる。叱ってくれる。そこに居てくれる。天使で母で恋人で。という万人・ではなく全男子の夢のよーな映画なのだけれど、ちょっと子供っぽすぎる。そんな女の子いねえよ! 脳内彼女かよ! アンタはいいけどアンタ彼女の身になって考えたことないだろ! 女の子にもいろいろあるんだよ?
■ま。ね。いいんだけど。俺は「彼女が実在しない!? 嘘だ! 嘘だって言ってよ?」を期待していたんですが、違いました。青臭ささは徹底してほしいです。
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