[コメント] キートンの大列車追跡(1926/米)
傑作中の傑作。キートン自身のアクションの過剰さという点では『セブンチャンス』をはじめもっと他に優れた作品があるだろうが、「列車」をお題にしてとめどなく繰り出されるギャグの数々には、思わず「史上最高の列車映画!」などと無責任な言葉を口走らせる力がある。
そしてなにより、これはキートンの幾何学的感覚が横溢した作品でもある(その意味でもやはりジャック・タチの父親はバスター・キートンだ)。キートンが映画的天才であることは云うまでもないことだが、もっと下世話な意味でも「頭がよかった」であろうことを窺わせる。
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