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[コメント] 三悪人(1926/米)
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★4「超」スペクタクルとでも言ってみたくなる土地争奪レースの情景はもはや神話の領域。というよりこの映画の三悪人自体が神話。逆光の中、稜線の向こうへと消えてゆく三人の背中。このイメージに類似したショットを持つ映画が一体いくつあるだろうか。火事や上述の場面のド迫力と、キスシーンや入浴シーンなど美しく繊細なユーモアをも併せ持つ。フォードの度量は途方もなく大きい。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4音がなくても迫力が伝わってくる、火事のシーンや土地争奪戦のシーンのスペクタクルは圧巻。花婿探しのエピソードなどに見られるユーモアもいい。また、この映画はラストカットが非常にカッコいい。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★4まずファーストカットといっていいカットが航海中の帆船、というので吃驚。『三人の名付親』同様の小品を期待していたのだが、予想に反して、ものすごく格調の高い大作西部劇だ。この映画は『駅馬車』以上に西部劇の決定版といっていいぐらい西部劇アイテム満載。 (ゑぎ)[投票(1)]
★3美しくも荒々しい背景のなかに点描される移住者たち。数え切れぬ馬車が疾走する土地争奪戦。無法者たちの罪を背負うがごとく劫火に包まれる教会。壮大なロケーションとスペクタクルを背景に蛮行の贖罪とホームタウン誕生を謡う神話にフォード西部劇の原点を観る。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★3シーンとしては赤ん坊を助けるとか、教会を襲う等いくつか良いものがある。ストーリーも面白いが物語進行はだらだらとしており切れ味は悪い。 (KEI)[投票]
★3一巻目の西部開拓講釈には相当面食らってしまうが、実は饒舌こそフォード作品の本質の一端である。多くの作品に強烈なエスタブリッシング・ショットがあまた残されているゆえに見過ごされがちなところだが、彼はワンシーンの見事さだけで押すタイプではない、実に多声的な作家なのだ。 (ジェリー)[投票]
★3三善人じゃん。 (黒魔羅)[投票]
★4スペクタクル。フォードのスペクタクルは「美術」のそれのように完全な人為のものではなく、必ず人智の及ばざるところを含んだ「風景」と「アクション」のそれとしてある。凄まじすぎる炎と硝煙。そして保安官ルー・テリジェンのあまりにもイーヴルな顔に戦慄し、三悪人のヒロイズムに涙する。 [review] (3819695)[投票]
★5白塗りの保安官にシビレマシタ! (alexandre)[投票]