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[コメント] 月は上りぬ(1955/日)

大人気取りで姉(杉葉子)の恋路に首を突っ込む21歳の節子(北原美枝子)だが、末っ子のお嬢さま気質が抜けず女中(田中絹代/小田切みき)たちをキューピッドに仕立てて酷使する幼く気ままな傍若無人ぶり。一家の恋愛模様に良い意味の価値の動揺が見える。
ぽんしゅう

奈良を舞台に三笠山と満月と万葉集を駆使した小津安二郎の粋な脚本を得た田中絹代の監督第二作は、なかなか楽しいラブコメディでした。

(評価:★4)

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