「宇宙人はいるのだろうか？」誰もが抱くこの疑問について、子供の頃の僕が出した答えは、「いるかどうかわからないけど、宇宙はかなり広いらしいので、地球にしか人がいないと考える方が不自然なんじゃないかな」。

こんな僕に「地球人だけじゃSPACEが勿体無いだろ？」なんて素敵な言葉を言ってくれる大人がいたら心酔してしまったことだろうと思います。だから、この作品のヒロインの感情表現や行動をすんなり受け入れることができました。

結局、彼女が体験したことが事実だったのかどうかは映画の中では明らかにはされません（録画時間が18時間だったということが語られることで事実だと匂わされてはいますが）。この映画についてはそれで良かったと思います。ヒロインが子供達に「自分で考えることが大事だ」と教えるラストシーンでなかなか上手く締め括られています。

科学と宗教の対立を描いていたあたりも面白かったけど、日本人にはなかなか理解しづらいですね。

それにしてもこのヒロイン役はジョディ以外考えられません。