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[コメント] 電気屋敷(1922/米)

何もかも自動だと、予想外なことが起こると対処できなくなるってのは、今も同じ事。電化製品に囲まれているだけに、ちょっとしたトラブルで思い切り戸惑う事がありますよね。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 キートンお得意の仕掛け館もので、電気仕掛けの家に翻弄されるキートンの姿が拝める。今回の場合、人が作ったギミックにはまりこむのではなく、自分が作り上げたシステムにはまりこんでしまうのが楽しい。結構これって後年のチャップリンの『モダン・タイムス』(1936)に通じるところも感じられたりする。尤も、この作品に関してはそこまで考えてのことでは無かろう。要はキートンが身体を張って笑わせようって事。あんなエスカレーターを付けようって気が知れない。

 そう言えば昔読んだ「エコエコアザラク」という漫画でも似たようなネタが使われていたことを思い出した。

(評価:★3)

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