★3 | あまりに客観的に映し出されたコロンバイン事件は、悲しみも狂気も煽ることなく、日常の先に続くものとして淡々と描かれる。そこには監督の事件に対する解釈はなく、観客はただ呆然と見ているしかない。「突然こういうことは起こる」という不条理な事実が鑑賞後も身に染みる。 (mitsuyoshi324) | [投票(1)] |
★4 | がらんどう、というか何も描く気がないんだろう。成功しているかはともかく、個人的に何かメッセージを訴えかけてくるような説教くさい映画が嫌いなので、この空虚さは特に気にならない。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | 不協和音の多い「エリーゼのために」が響くナイーヴ・ウォーズ。 [review] (モロッコ) | [投票] |
★3 | 延々と続くカメラ日和みたいな絵。アート系をお手軽に気取りたい人が好みそうなボンヤリとした心地良さがあるが、果たして健全と言えるのか疑問が残る。この題材でなければ、別にどうということは無い自己満足の世界だと笑って見れるが…。 (Ryu-Zen) | [投票] |
★3 | 俳優に自由に喋らすという独自の作法によって、ドキュメンタリー風で生々しいフィルムにはなった。ただ、犯人の子供たちの内面に迫れたかというと疑問は残る。 [review] (KEI) | [投票(1)] |
★3 | 長回しは効果的であるし、事件発生からラストまでの緊張感はスゴイ。しかしながら、この作品の良さをそこまで理解出来ていない。ガス・ヴァン・サント作品デビューに、この作品は間違ってたのか。 62/00 (たろ) | [投票] |
★4 | 人間しか登場しないモンスターホラー映画。人々が日常から地獄へと落ちる瞬間は、目を覆いたくなる。しかし事実として見つめなくてはいけない。
(NOM) | [投票(1)] |
★4 | ひたすら淡々と進むストーリーと美しい映像・音楽が、事件の陰惨さを際立たせています。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | 写真部の生徒と金髪の生徒が廊下で出会い、言葉を交わして写真を一枚撮る。その傍らを図書室の手伝いに向かう女子生徒が走り過ぎる。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | 前知識なしに観たお陰で、終了後しばらくぼーっとしてしまいました。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★2 | 面白がってはいけない題材だけど、馴染みのないアメリカの学校生活に眠気が・・・
会話もちょっと無理ない?ってのがちらほら・・・同時にみた同ネタ映画のほうがどーんときました。 (megkero) | [投票] |
★4 | 時間軸の使い方が秀逸! (NOB) | [投票] |
★4 | 凄い!カメラ50台位同時に回したんだろうか?どうやったらああいう風につなげるの?知りたい! (カレルレン) | [投票(1)] |
★5 | 日常をただ,ただ,映すという手法。何回でも使える手ではないでしょうけど,この映画のテーマにはビタリとはまったように思います。 (teobit) | [投票(1)] |
★4 | コロンバイン事件という、人の耳目を引きつけそうな事件を題材にしつつ、敢えてこうした、一見すると無機質な、実験的とも言える作風に仕上げた監督は評価されるべきだろう。 [review] (煽尼采) | [投票(5)] |
★4 | 俯瞰で語ることを徹底的に避ける語り口が浮かび上らせるのは、弱者と強者の間に走る深い亀裂。彼らは分断された全く別の世界に住み、誰も「象」(自分たちの世界の全体像)を知らない。 [review] (淑) | [投票(1)] |
★5 | テーマが悲劇なだけに、おもしろかったとか感動したとか言えないが、とにかく衝撃的。
(daniel roth) | [投票] |
★2 | 彼等は突然、主役の座から降ろされ、脇役だった事実を銃声によって知らされる。 [review] (sawa:38) | [投票(3)] |
★4 | 残酷さより「オシャレ系」を先攻してると思うが・・・。もしキャストが皆ブサイクだとしたら・・・? [review] (Madoka) | [投票] |
★4 | 斬新な映像の美しさに、完全に魅了されてしまった。映像芸術としては一級品。 [review] (Pino☆) | [投票(4)] |
★4 | ・・・・・・。 (ゴン) | [投票] |
★2 | いとも容易く壊れていく「美」を傍観する、かすかに感傷を含めた視線。しかし、無風状態の中での「美」は、どこか空ろだ。 [review] (くたー) | [投票(4)] |
★3 | 全てのものが等価に扱われる。「現実の事件」があるからなされた「提起」だが、「現実の事件」からこの映画を見つめようとすると冷酷で切なすぎる。「仏(ほとけ)の視点」から戻った時、ぼくらはどうすればいいのだろう? (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | アイレベルでのカメラ。スクリーンの向こうでの出来事が、ほどよい距離感で見ている側に伝わってくる。自分にとっては風景に過ぎない人間にも、勿論のことストーリーは存在し、それぞれはとても素晴らしいものである。 (mi_383) | [投票(1)] |
★4 | 映像のひとつひとつの人物を含めた風景が、計算つくされた色合いで美しく、ガス・ヴァン・サント監督のセンスには脱帽します。 [review] (みくり) | [投票(1)] |
★3 | 高校生ってこんなんだったっけ?頷けるところがない… [review] (はしぼそがらす) | [投票] |
★3 | 全編乾いた客観描写で一貫しており時間と空間を交錯させる処理がカメラの客観性を倍加する。またステディカムの多用も同様、カメラの存在を観客に否が応でも突きつけてくる。そしてこの演出家は観客に突きつけて放り出し何の落とし前もつける気がないのだが、しかしその戦略と演出技巧はうまく整合している。狡猾な感は否めないが。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | わかったふりをするより、わからない方がまだましかな。 [review] (きわ) | [投票(4)] |
★2 | 「悲痛な惨事を題材に悲しい美しさを奏でる映像作品」、あるいは「主張することを禁じられた高校生たちの発表会」 [review] (パッチ) | [投票(2)] |
★3 | スプラッター好きの自分が過大な期待をしつつ踏んでしまった地雷。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | 前半のスローを多用した映像、全編を覆う静謐な雰囲気と、「エリーゼのために」のピアノの旋律が不気味。事件が起きてからの後半がやや冗長だが、ラストはちょっとゾッとする。5年前の自分なら、少しも面白いと思わなかっただろう作品。['05.3.14DVD] (直人) | [投票] |
★2 | 「傍観者」ですらない。「映画」でもない。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(7)] |
★2 | コメント・・・別に何も無いです。嫌いなんです。全部。つまるつまらないも無く、嫌いですよ、こういうの。才能あるのでしょうね、いろいろやってみたいのでしょうね、自信家ね。 (nob) | [投票(2)] |
★4 | おもしろいっちゃーおもしろんだけど、ガス・ヴァン・サントってやっぱ心より理屈先行型なのかなぁ。 (SUM) | [投票(1)] |
★3 | 操縦不能な射撃ゲーム [review] (moot) | [投票(6)] |
★2 | この題材でこの視点!思わず反感を覚える。監督の素敵なオナニー映画。それ以外に言う言葉が見つからない。 [review] (ボイス母) | [投票(9)] |
★4 | 平凡な日常の中で事件は・・・ [review] (RED DANCER) | [投票] |
★3 | ボウリング・フォー・コロンバイン と対で観たい。切り口が全く逆です。
(まりな) | [投票] |
★3 | モチーフという表現は間違っている。勿論ノンフィクションでは無い。あの特殊すぎる事件に、監督の独創を織り交ぜている。完全なるフィクション。劇映画だ。評価できたのは監督の描く「思春期の視点」だけであり、他は不満を抱かずにはいられない [review] (ナッシュ13) | [投票(1)] |
★3 | 事件が完全に風化して人々の記憶から消え去ったとき、この映画ははたして力を持っているのか? [review] (kaki) | [投票(5)] |
★5 | 学校の、静かな廊下をひとりで歩くときに思い巡らせることは、教室で友達といるときや家で家族と過ごしているときと全く異なる。 [review] (MM) | [投票(2)] |
★3 | 我々観ている側が、かの事件を知っていることを前提としている様な「作り」が少し気になる。
「志村 後ろっ!後ろっ!」ってか? (Soul Driver) | [投票(2)] |
★5 | 残酷な結末に向かっていくのに、淡々とした日常やきらきらしたものがあって、何故なのかって事は何も明快にはならなくて、感想を表現しがたい。ピアノの美しい旋律と悲しく残酷な響きが耳に残る。 (わわ) | [投票(1)] |
★3 | 実際に起きた惨殺・残虐な事件を、あー淡々と撮られるとコメントのしよーが無い。あれが実際に起きた事件でなく、単なる映画だとしたら、”新しいと思うけど、今一歩。”で済ましちゃうけど。数々の事件で、事件を起こした人の心境なんて、当人しか解り得ないのは分かるけど…それでも知りたいと痛切に思った。(04.4.2@チネチッタ) (リア) | [投票(2)] |
★4 | その日起こったことはただ一つの事実、しかし当事者たちにとってその受け止め方は一人一人異なる。キャメラは繰り返し繰り返し、しかし違うアングルで同じシーンを切り取っていく。まるで彼ら一人一人の視点で事件をなぞっていくかのように。[シネセゾン渋谷/SRD] (Yasu) | [投票] |
★5 | まるでガラスの様な作品。痛々しさと儚さと鋭さを合わせ持つ。実在の事件をモチーフにしながらも思春期特有の残酷な世界観と空虚な空気感を見事に描き出してもいる。さりげないようで、巧妙な人物構図にも舌を巻く。 [review] (TOBBY) | [投票] |
★2 | なんなんだ、ラスト。作品全体に、ソフィア・コッポラと同じ香りがする・・・。緻密なようでスカスカなイメージの羅列。イメージ自体が力不足なのでどーにもならん。040725 (しど) | [投票] |
★5 | 本質を見極めろ [review] (Manchester United) | [投票] |
★3 | 虫の視線。 [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(5)] |
★4 | ただ、そこにその事実があり、それが目の前にある現実の続きであるだけ。それ以上でも以下でもなく、ただ淡々と続くのみ。信じられない非日常の中も、日常と同じ様に時間は流れる。 2004年6月20日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ) | [投票(6)] |