[コメント] 音のない世界で(1992/英=仏=伊=スイス)
完全に睡魔との戦いに・・・疲れていたのもあるのだが、映画自体面白くない気がする。
聾者に対する作り手の優しい眼差し自体を悪くは言うつもりはないのだが、「障害者は皆心優しくユーモアもあるいい人ばかり」という一種の偏見を後押ししている事も否定出来ない。例えば、同じフランスの『ドーベルマン』(この映画自体さほど好きではないが)でモニカ・ベルッチ演じる耳の聞こえない・手話で話す悪党が出て来た事などは好意的に感じられた。まぁ、世間ではそちらの方が問題表現と受け止められるのかもしれないが・・・。
それと、曖昧な記憶だが、確かエンドロールに音楽が無かったと思うのだが、それも何だか「暖かい」空気作りのように思えて、どうも反感を抱いた。障害者を意識して普段なら自然な事を避けたりするのは逆に失礼では?
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