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[コメント] クローネンバーグの デッドゾーン(1983/米)
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★3不幸の弁明を宇宙に求めるのは手に余る。暗い文系の名誉観は内向して、リハビリとして互酬性の感覚を欲求し、結果としてNTR恨み節は厚生への奉仕へと膨張する。それはまた運命に対する審美感と代替するようにも思う。 (disjunctive)[投票]
★5かなり昔に、愚弟が録った家庭ビデオで何度も観たが、これほど長く再見できないとは思わなかった。 →んで、再見した感想 [review] (ありたかずひろ)[投票]
★3原作には敵わないが、主人公にクリストファー・ウォーケンを持ってきたのは正解。 (赤い戦車)[投票]
★3こういう映画は救われる。でたらめ映画。だと思うのだけど、滑稽じゃないから、すごすぎ。内容も面白いです。クリストファー・ウォーケンの眼差しや表情をほめられていることが多いのだけど実は→ [review] (いちたすに)[投票]
★3この静謐さこそがクローネンバーグの最大の特質だろう。透明な静謐さのうちに「何か」を展開させてゆくという方法論。「何か」とはまさしく未知の項であり、そこには作品や場面によって異なるもの―暴力性/痛覚/グロテスクネス/哀しみ/笑いなど―が代入される。ここではとりわけ哀しみが。 [review] (3819695)[投票(1)]
★5てっきり凄いホラー作品だと思ってたから、本作を観たのは大分後になって、原作を読み終えてからでした。今から思うともったいないことをしたものです。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★3「我は如何にしてテロリストとなりしか」または「パラノイア的人生・その不安と恍惚」。人は正しく世界を認識しているという確信の揺らぐ時。その時、「自分」こそはホラーとなる。 ()[投票]
★4宿命と戦った主人公の笑顔、これに尽きる。クリストファーウォーケンのスリーピーホロウ出演は、この話がきっかけ? (NAO)[投票]
★4まっすぐな正義感や女性の愛し方という意味では全く対極的ではあるが、誰にも理解されない孤独な男の悲哀は『タクシードライバー』のトラヴィスに通ずるものを感じる。設定も似ているのでタクドラ好きにオススメ。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★3最初でフキツな詩を読んで恍惚してて「変なやっちゃな」と、クライマックス間際でちょい寝してて笑った。 クローネンバーグ映画の撮影の文体はあまり知らないけど、対話のカットバックで思う事。 [review] (モノリス砥石)[投票]
★4サイゴンで行方不明だったニック(ウォーケン)がこんなところに・・。ラストのセットがチープなのが惜しいが、チープだからこそ悲しみが増す(ナンのこっちゃ?)。ホント、こんなに悲しさ漂う映像見たこと無いです。クローネンマニアにとっては少々不本意な映像ですが、なかなかの佳作です。 (笹針放牧)[投票]
★3特殊な運命を背負い、彼が人間として再び生きる姿。心理を完璧に把握するには物足りない。展開が凸凹しており(それも唐突)、ひたすら苦悩だけが滲み出ている。それでも鑑賞後は頭を抱えて悩ませてくれるのだから支持されるべき作品 [review] (ナッシュ13)[投票(1)]
★3そんなにいいか?これ。 (るぱぱ)[投票]
★5超能力ものなのにスリラーの怖さは無く、観終わったあとしみじみと透明な悲しみに満たされる。それはこの映画が詩情にあふれているからだと思う。とくに主人公ウォーケンをいたわる元恋人との交流のありかたが素晴らしい。 [review] (worianne)[投票]
★5タイトルの出かたが好き。もちろんそれだけじゃないですけど。 (テトラ)[投票]
★3クリストファー・ウォーケンがやっぱりいい・・・悲しくて (ユメばくだん)[投票]
★4超能力者の苦悩より、悲恋ドラマに泣けた。キャッスルロックの寒々しさが追い打ちかけてせつない。 [review] (ざいあす)[投票]
★55年間の長い沈黙の反面、周囲は流動的であった。彼の目覚めは胸糞悪い目覚めから始まり、安らかな充足感漂う笑みが彼に覆い被さる。人に与えられたあまりにも残酷な天命をスティーブンキングが詩にし、クローネンバーグが画にし、ウォーケンが全てを具現化した素晴らしい“繋がりが深い”作品。 [review] (ジャイアント白田)[投票(3)]
★2かなりかったるかった。特殊能力が全く特殊に見えてこなくて印象に残らない。 (24)[投票]
★4最大の決断だったと思う。やってよかったかどうかはクリストファー・ウォーケンの表情を見れば分かる。どことなくヒッチコック映画に似た雰囲気も良い。 (ウェズレイ)[投票]
★4クリストファー・ウォーケンの目ん玉の奥はどうなってんでしょ・・・なんとも複雑な目だ。 (ユウジ)[投票]
★4失ってしまった時間、突然与えられた奇異な能力、それによって孤独になってしまった男のやりきれない悲しみ。彼の眼があんなに渇いていて悲愴なのは、出せるだけの涙を全て出し尽くしてしまったからだろうか。 (伊香)[投票(3)]
★3激突!』に似たドキドキ、ハラハラ感。2002.12.26 (ハイズ)[投票]
★5昔この作品を観た時、心の奥に針先ほどの「穴」を開けられた。その「穴」はちっぽけなのに、観るたびにうずき、未だに埋まらない。その「穴」とは悲しみ。白い悲しみ。深く白い悲しみ。 (ゼロゼロUFO)[投票(7)]
★5思い出すだけで泣けちゃうんだよおうおう・・原作の手紙のシーンをカットしたことについては意見もあろうが、手紙なしでよし。小説は手紙ありでよし。映画の文法をよく知っているクローネンバーグ最良の作品。あとウォーケンの瞳! (イライザー7)[投票(3)]
★5この作品の持つ質感、シンプルさといったものが非常に好き。公開から約30年、DVD(奇跡の極上盤!)で再見して、さらにその印象が強まった。 (_da_na_)[投票]
★3S・キング原作を映画化するとなぜか駄作になってしまうのが多いけど、これはいいね。もうちょっと超能力の部分を強く描いて欲しかったけど、ぐっと来ました。及第点です。 (NOB)[投票]
★3もし自分だったらどうするかを、つい考えたくなる作品。 [review] (Myurakz)[投票(1)]
★4悲劇。超能力と人間の本能の距離をとても感じた。涙です。クローネンバーグの中でもかなり上位、最高! (megkero)[投票]
★4この当時のクローネンバーグには珍しく、猟奇的な残酷性とも小難しい小理屈とも無縁な「静かな」超能力者の戦いの物語。観客のセンチメンタリズムに訴える方法も決してわざとらしくはない。孤独な主人公にただ涙腺を緩まされる。 (水那岐)[投票(6)]
★4TVドラマシリーズ『ミレニアム』を連想させるテーマ&キャラクター。 襟を立てた黒いコートにステッキといういでたちの主人公は、彼が愛した エドガー・アラン・ポーの詩の登場人物のように、孤独で不吉な影に 包まれている。 (あまでうす)[投票]
★4スティーブン・キング作品の中でも、忠実に原作を再現できている数少ない映画の1つ(他には、『ミザリー』、『スタンド・バイ・ミー』、『ショーシャンクの空に』等数えるほど)。クリストファー・ウォーケンの切ない演技は、泣かせる。 (Pino☆)[投票(3)]
★5あの切なさと悲しさは忘れられない。この映画はわたしの中でとても大切なものになっている。 (m)[投票(6)]
★3ストーリーとしては好きだけど、少し淡々としすぎのような。そこがよいという人もいるのだとは思うけど、特にクライマックスにかけて気持ちを「ためる」ことなくあっさり終わってしまった気がした。 (Walden)[投票(1)]
★5「あああ!!(怒)もー、ほら〜・・(涙)」ってな感じでラストはかなりこたえた。しばらく「一体どうすりゃいいんだ?」って本気で考えてしまう。 [review] (ビビビ)[投票(3)]
★5観賞後、物凄く考えました。可能性という言葉が死んだ作品。自分が今、何をすべきか?直面した答えから、人は希望を魅出し生きている。些細な日常生活にも規模は小さいが必ず存在している。そんな夢を失った世界概念を、露わに捉えた恐い映画だと思えた。 (かっきー)[投票]
★5狂った人の愛 [review] (t3b)[投票(1)]
★4異端者の苦悩。そして、‥‥ [review] (わさび)[投票(1)]
★3キチガイが押すボタンひとつで世界が破滅する、そんな恐怖がリアルだった時代って、ある世代以降には理解できないのかも知れないが。 (ニュー人生ゲーム)[投票]
★3グリーンマイル』から人情劇を取り去った感じ。フランク・ダラボンなら、もっとお涙頂戴ドラマにしたんだろうが、それはクローネンバーグの専門外。監督の作風の違いを楽しんだ。 (AONI)[投票(1)]
★4身に付いてしまった特別な力故に社会のアウトサイダーになった男の悲哀。 他にやりようは無かったのか…と思うと唯々哀しい。 ()[投票(3)]
★3ちょっとあそこで笑みがこぼれてしまった… [review] (ガガガでらっくすSP)[投票]
★5キングの諸作品に貫かれているテーマが絶妙に織り込まれた作品。 [review] (ゆーこ and One thing)[投票(5)]
★5あの『シャイニング』さえ酷評したキングをして「いい作品」と言わしめた映画。無駄な部分を一切省いた簡潔な作りは、クローネンバーグファンには物足りないかも知れないが、それでも最後きっちり泣かせる力量は評価に値する。ウォーケンの笑顔はとても優しくそして哀しい。文句なしの★5。 (tkcrows)[投票(7)]
★4この手のストーリーで言えば『アンブレイカブル』『シックスセンス』なんかよりよっぽど面白い。クリストファー・ウォーケンの笑顔が印象的。 (gonngenndou)[投票]
★5自分の読んでる詩で泣きそうになってるウォーケン様5点。 [review] (LUNA)[投票(1)]
★4地味ながら堅実、かつ上質。備前焼のようだ。映画化されたキング作品の中で最も「メイン州」という舞台設定が生かされている。水気・粘りっ気の少ないクローネンバーグもナカナカ良いね。 (はしぼそがらす)[投票(2)]
★4クリストファー・ウォーケン以外でこの役柄にハマる俳優はいない。マーチン・シーンはやはり「地獄の黙示録」でコワレたか? (クワドラAS)[投票(1)]
★3えーっと、→ [review] (まなと)[投票(1)]
★4ウォーケンそのものを現すような、冬景色の透明な美しさが印象的だった記憶。 (uyo)[投票(7)]