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[コメント] 悪い男(2001/韓国)
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★4愛のためなら何でもする男がいとおしかった。どうか悪い男たちがこの世に多く蔓延りますように。 [review] (モロッコ)[投票]
★3一目ぼれした女に路上でいきなりキスできるような男が(衝動とはいえ)、その後一転して超・奥手になるのがよくわからない。野獣かとおもいきや、純情君だったのだ(!)。 映像も良く、嫌いなテイストじゃないだけに情念描写以外の雑さが残念。 [review] (worianne)[投票]
★5ヤクザの純愛というか、こんな男と女の愛の形を描いた映画は今迄にもあったが、この作品はどうしてこんなにものめり込ませるのか。 [review] (KEI)[投票]
★3キム・ギドクの描く「愛」とやらは、なんだかいつも一方的な気がする [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★2北野武と石井隆を足して2で割ったような感じで趣味に合わなかった (TOMIMORI)[投票]
★5こんな自分でも愛してくれますかと、愛に臆病な人間が生涯裏切らない「信頼」を求め試す究極の妄想お伽噺。ここまでガキっぽい願望をぶっちゃけてくれるキム・ギドクに感謝。都合良い事にチョ・ジェヒョンも男前。 [review] (レディ・スターダスト)[投票(1)]
★3暴力的でストーカーという最悪な男(極道としては男前ですが)による最悪な物語です。しかし、そんな最悪な物語に魅力を感じてしまうのが男って生き物なんですよね・・・・。 (TM(H19.1加入))[投票]
★4私ならあのシーンで映画を完結させた・・・そう考えた私は甘い幻想論者なのか。 [review] (sawa:38)[投票(2)]
★4そうか、こういう愛し方もアリか。 …ってアリじゃないだろ。☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★2「墜ちていく」対象として図式的かつ無機的に描かれる女性像に生命の息吹を感じられない。北野武作品に登場する女性も似たような感じではあるが、北野作品ほど独自の世界観が築かれているわけでもない。結果、「上層」と「下層」という俗っぽい対比におもねっているような感じをおぼえる。(★2.5) (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★3キタナイはキレイ、キレイはキタナイ。あるいはステロタイプのステロタイプな変換。 [review] (Kavalier)[投票(2)]
★3非常に微妙ながら喜劇だと思う。哀しさや滑稽さを、依怙地なまでのしかめっ面で覆い隠したかのようなテイストが面白い。個々のモチーフや象徴性も、そのひとつひとつは面白い。 [review] (くたー)[投票(1)]
★3うーん、これは「愛」なんだろうかーωー; [review] (ころ阿弥)[投票]
★3お客さん達のパッと見、割とまともな人ばかりな気がした。そこをもっと現実的にして欲しかったな〜。。 [review] (リア)[投票]
★4ほんとアツいよ、韓国人。頭使えばなんとか避けられたと思われる数々のシチュエーションもトウガラシパワーで押し切る押し切る。韓流オルタナティブ監督にこれからも期待。 [review] (MM)[投票]
★4臆病なやくざ。自分には陵辱し得ない女が、誰かに抱かれるところをマジックミラー越しに何時までも眺め続ける。彼にどん底まで引き摺り下ろされた女は、それでもそんなやくざに寄り添う。自分たちの生きる世界とはかけ離れていようとも、愛を怖れるやくざは悲しく、いとおしい。 (水那岐)[投票(1)]
★5増村映画の主人公達が視覚を喪うことで愛に開眼したように、ウォーレン・ベイティ原田芳雄が不能ゆえに愛を体感したように、金基徳映画の主人公達は、激しい痛みの中、互いに言葉を喪うこと事で、ようやく愛を語り始める。 [review] (町田)[投票(5)]
★4悪い男』というタイトルの中に、“悲しい男”という意味合いも感じてしまう。過激な暴力描写があっても、女性軽視とも言われる売春描写があっても、それら全てによって逆に悲しさが深まる。キム・ギドクが彼らしい題材を、作品を通してより追求した秀作。 [review] (Keita)[投票(2)]
★4エゴン・シーレの世界とPLAYBOYの世界の溝は埋まるか?[新宿武蔵野館2] [review] (Yasu)[投票(8)]
★5愛するということと憎むということは、関係を欲望するという点で等価だ。そしてその手段が暴力という回路しか持てなかったらどうなるのか。キム・ギドクは挑発する。いたわりが暴力に、罵りが愛ということもある。先鋭的ではあるが、遠い世界の話でもない。 (よだか)[投票(3)]
★4こんな感情を持って生きていく人間なんて、なんだかとっても現実味がないし、感情移入なんてとても出来ない。でもちょっとくらいの現実離れなら、恋愛映画に飽きていた自分には丁度いい。 (Curryrice)[投票]
★4人には人を愛し始めるときの手順があり、人が人を愛する方法にはカタチがある、などというのは唯の幻想にすぎない。量産され消費されるだけのマニュアルどおりの愛など、本当はどこにも存在しないのだ。そんなキム・ギドクの声が聞こえる。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4汚辱の町での背徳の鮮烈な愛、とでも、映画コピーに使えそうな、現代では奇蹟、のほとばしる強い愛です。その堂々とした紡ぎ方にも驚かされる。僕はちょっとジェルソミーナを意識しましたが、、。またまた韓国映画の秀作。 (セント)[投票(1)]
★3た、質の悪い男(たち)!実際、ソ・ウォンみたいな美女がいたら、どう近づくか?…極めて参考にならんキム・ギドクワールドに君は耐えられるか、ズッポリははまるか??。 (chilidog)[投票]
★4直球勝負の感情たち。 2004年7月5日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ)[投票]
★4ちょっと「おい!」と思う部分があったので、4点にしてしまいましたが、ハンギとソナ、それに二人の舎弟、それぞれの「想い」がストレートに心に伝わりました。(個人的には、ソナより「あねご」にホレてしまいそう) [review] (プロキオン14)[投票]
★4登場人物の行動の無謀さもあって純愛と呼ぶには無理がある気がするが、愛と憎悪の境界線のないアニマル的本能と底辺の人間の生き様をここまで見せてくれる演技と演出はたいしたものだ。 [review] (SUM)[投票]
★5野生の哲学者・金基徳。わたしは彼にこう問われている気がしてならない。「人間はこんなにどうしようもないものなのに、あなたはなぜそれを見ようとしないのか」「彼らが“幸福”でないなどと、どうしてあなたに言えるのか」と。(04.04.27@心斎橋シネマ・ドゥ) (movableinferno)[投票(4)]
★4眼は口ほどに。とにかく眼が凄い。本作のチョ・ジェヒョンは『タクシードライバー』のトラヴィスロバート・デ・ニーロ、『白痴』の赤間三船敏郎に並ぶ私的三大眼力です。ガラスと鏡による、写る世界と映る世界の映画的表現も見ごたえ十分です。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(2)]