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[コメント] ミスター・ノーボディ(1975/独=仏=伊)
- 投票数順 (1/1) -

★4「ガンマン伝説」の作り方。 本場ハリウッドが西部劇伝説を否定するニューシネマに傾倒していったのに対し、マカロニは伝説的ガンマン像に拘る。 偏見を持たずに気軽に出演した正統派西部劇の顔ヘンリー・フォンダ。あんたは偉い! [review] (AONI)[投票(6)]
★3絵は豪勢だし、テーマもいい、テーマ曲もいい。けど主人公の所作がうざい。そして冗長。 [review] (おーい粗茶)[投票(2)]
★5西部劇は語るのではなく、銃で魅せろという心意気。ハリウッドへの敬意に溢れたパロディには気負いや嫌味がなく心地よく笑わせてくれる。これは伝統と伝説への賛歌であり、明るく陽気な葬送曲だ。ジュゼッペ・ルッツォリーニの精緻な撮影も作品の品を担保する。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★2おふさげが過ぎて間延びした冗長な映画になってしまっている。150人の人馬が駆けるシーンはそれなりの迫力があるが、それが唯一の見所か。それにしても本作のヘンリー・フォンダは妙にロビン・ウィリアムスに似ている。 (シーチキン)[投票(2)]
★4「銃声は1発なのに3人を殺した」、「4発撃ったのに帽子には1つの穴しか空いていない」、「1人で150人を相手」など燃えるエピソードがてんこもり。これで燃えなきゃ漢じゃない! (バーンズ)[投票(2)]
★4俺の大嫌いなヘンリー・フォンダがかっこよく見えるその瞬間、マカロニはモリコーネに支えられていたのだなあと気付くのであった。 [review] (ハム)[投票(2)]
★4一匹狼ガンマンの世代交代劇。神妙な面持ちのヘンリー・フォンダと、人を食ったようなテレンス・ヒルとの対比で、けれん味たっぷりに描かれてます。 [review] (わさび)[投票(2)]
★4原題に示す異国の異端児としての負い目が哀しくも、西部劇の象徴としてのフォンダへの敬意が嬉しい「誰でもない誰か」からの慎ましやかなオマージュ。映画自体も伏線やオチも見事な、ワンシーンから二重三重の喜びが満ちる、まさに一級の娯楽作品。 (ナム太郎)[投票(1)]
★4消えゆく西部のガンマンとマカロニウエスタンというジャンルが咲かせた最後の大輪の花。そして「地獄の黙示録」よりも早い「ワルキューレの騎行」。 (タモリ)[投票(1)]
★3この話が志向する人間一般に対する愛情は、ある種の人格障害へ好意的に接近せずにはいられず、それがゆえにテレンス・ヒルの人格障害性をかえって際立たせてしまう。このことは彼に対するわれわれの憎悪を煽る一方で、フォンダの足抜を切実なものにしている。 (disjunctive)[投票]
★4老ガンマンのヘンリー・フォンダを"伝説"にするために"手向け"を演出するテレンス・ヒル。ガンマンの時代の終焉を彩る哀切たっぷりのモリコーネのテーマが印象的。早回しを交えた人を食ったようなギャグは笑った。 (パピヨン)[投票]
★5そう、「荒野の用心棒」の音楽 良かった!「夕陽のガンマン」のラストの決闘も最高だった! (KEI)[投票]
★5こんな明るいタッチのマカロニウエスタンは初めてです。 それでいて、マカロニらしい独特の雰囲気は全然失われていない。 (S.R.I)[投票]
★5凄腕ガンマンの青年と往年の老名ガンマンが世代交代を賭けて勝負する話にユーモア、スリルが加わりストーリーは膨らんで行く。とにかくウエスタンで一番好きな作品です!日本語吹き替え版でしか観たことはないが、広川太一郎の吹き替えは絶品!!! (考古黒Gr)[投票]