[コメント] ウィンチェスター銃’73(1950/米)
傑作!と云ってもよいのではないでしょうか。見応えのある充実した画面の連続に興奮しっぱなし。炎や太陽といったオン・スクリーンの光源を活かした照明設計のすばらしさも特筆もの。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
やけに背の高いサボテンが生えた荒野にそびえる岩山が終盤の銃撃戦の舞台となるのだが、このロケーションが本当に最高。こういったロケーションにしても、あるいは作劇にしても、西部劇のステレオタイプからは少しずつ外れたものが積み重ねられており、それはすこぶる成功している(コーヒーをめぐる緊迫感! 燃える家のイメージ!)。
肝心のラストのガンファイトだが、これはもう掛け値なしに凄い。ジェームズ・スチュワートが超絶技巧ガンマンというのはなんだか釈然としなかったのだが、この知的なガンファイトが成立するのはスチュワートだからこそという気もする。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。