[コメント] わが谷は緑なりき(1941/米)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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親と子、それぞれが自分の役割を演じ、強さと脆さ、それを補いながら生きている。讃美歌に託された希望、裏切り者扱いされる父親を毅然とした態度でかばう母親、喧嘩で傷を負うごとに賞金を出そうとする父親とそれに真っ向から反対する母親など喜怒哀楽がはっきりしていて、それをヴァイオリンの音色が優しく包み込む。神、信仰、そういったことは抜きにしても十分素敵な映画だと思う。
名台詞のオンパレードだけど僕は
「体についた炭を落とそうとしても、一部はそのままシミになって残る。それは鉱員の勲章だ。いくらこすっても、その勲章は消えない」
てのが好きだ。
この映画が好きな人は『大草原の小さな家』も好きじゃないかなと思ってみたりして。
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