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[コメント] デイ・アフター・トゥモロー(2004/米)

多分、数あるパニック映画の中のひとつに過ぎないけれど、アメリカを批判している(?)点がよい。
セネダ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







※ほんの少しネタばれ

だって、アメリカ大統領は途中でいなくなるし、経済のことしか考えてなかった元副大統領に最後にあんなこと言わせちゃうし。あの発言は、是非とも現実になってほしいことだ。

映画の中ではごく短時間で地球上での気象異常を見せ付ける。ありえないといえばそうだが、現在(気付かずに)わたしたちが行っていることに対しての効果的なデフォルメを観せてくれたように思う。この映画の中での絶体絶命体験を是非とも現実に生かすべし。「未来世代へのツケ。今、我々が動かないと駄目なのだ。」という映画のメッセージはきちんと受け取ったつもり。とりあえず、国家間レベルのことは出来ないので、自分ができることはする。京都議定書はどうなるだろうなあ。どこに目を向けるか。目下の経済なのか、地球規模のカタストロフィーなのか。その折り合い。最近、ガソリンの値上がりに「高すぎ」と思っていたけど、もっと高値に設定して、自動車に乗る人を規制してしまえばよい。随分と二酸化炭素が削減されるよ。そして、公共の乗り物関連を充実させる(でも、都会と田舎では措置を変える必要ありだけど)。自分も自動車に乗っている人間の一人だけど、みんながみんな車を持ちすぎなんだよなあ。自動車も庶民には手が出せない価格に設定すればよい。となると、日本の経済を支える自動車業界が丸つぶれなんだな。経済と環境。むーん。

と、考えてみたり。いやそもそもこの映画には、メッセージなんてないのか。勘違い?まあ、いいや。

(評価:★4)

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