[コメント] アンモナイトのささやきを聞いた(1992/日)
サエキさんがどんな方知っていると、身もだえして(<観ているうちに恥ずかしくなってくる)映画に集中できなくて困ります。確かに普通の俳優には無い雰囲気と存在感ではアリマスが・・・・一番好きなのは歯医者さんでもなく、歌手でもなく、詩人としてのサエキさんだわ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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サエキさんのイメージが、違う。何かが違う(握りこぶしを握りしめながら)
サエキさんといえば、14で童貞切って、恋と音楽と詩作と勉強に明け暮れていた人・・・というイメージがあるし、その詩作の中でも恋愛とかエロとか風景とか、独特の切り口で、魔法の言葉で酔わせてくれる人であって、この「無垢な少年」みたいなイメージとはチト違う気がする(というかかけ離れている?)
どっちかてえとサエキさん本人は「インテリの堺正章」ってな感じの人なのに。宮沢賢治〜兄妹の恋愛みたいなイメージがそぐわない気が、どうしても・・・
昔、この映画を特集した番組がNHK-BSで放映され、フランス人の編集者(コリーヌ・ブレだったか?)と柳美里が大激突して、イヤミな論争を延々繰り返していた。
今、思えば「柳美里ってツマンナイ女だなあ」と感じた最初のきっかけはこの映画のオカゲだった。
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