[コメント] アメリカン・パイ3 ウェディング大作戦(2003/米=独)
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思い返せば、1作目ではあまりの完成度の高さに驚きを隠せなかった。この手のバカコメディに初めてハマった作品であり(言い方を変えれば見直した)、また、個性みなぎる俳優達の虜にもなったという個人的には記念すべき作品。2作目では更に驚くという結果になった。通常、映画界では続編は「質が低下」してナンボだ。成功するのは(興収は別)ごくわずかと言っても良い。そう、2作目では俳優陣全てが続投し非常に楽しめる作品であった。
……そして、彼らの見納めかもしれぬ第三弾。かな〜り丁寧な作りと徹底したアホ描写に感動!(確かギャランティ等の問題だったと思うが)前作までのメンバーに欠員が出ており、考え様によっては今では売れっ子俳優のショーン・ウィリアム・スコットの召集が出来たことは唯一の救いだったかもしれない。事実、彼がこの映画の重要なキーポイントになっていることは言うまでも無い。
はっきり言って、ジムとミッシェルが友人に見送られ幸せな結婚をするだけで後は言うこと無いんだが…。総合的に感想としては、ジムが少しばかり大人に描かれており、主なボケ役を務めるスティフラーの露出度が恐ろしくなっている当たりが製作の意図を感じさせる…だろう。あのゲイバーでのダンスシーンはMTVアワードで受賞(!!)してしまっただけに(迫力は無いけど笑)結構見応えあり。ケイデンスとの恋愛も上手な畳み掛け。最後のダンスシーンでジムにニヤリとする姿が楽しいね。
そうだ、『スティフマイスター物語』と題してスピンオフ作品を製作しちゃおう!
…そんな訳で、ありがとうアメパイ。お二人さん、お幸せに。俺は感無量っす(泣
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