[コメント] クレイジー・ワールド(2001/米=英)
相変わらずの目まぐるしいコマ飛ばしに世界屈指の下らないツボ構図の数々、ちょっとマジメに悲しみ溢れる疾走感。これにて人生最大のツボ台詞は“That's the point.”に確定。‘ENGLAND’最高!
**ネタバレ注意**
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『ブレイド』組が自主制作ノリで作ったらまともな買い手が見つからなかったとかいう曰くつきの作品で、劇場未公開で、あまり高い評判も聞けず、邦題も随分とズサンで、やや不安もあったのだが、非常に良かった。スピーディーな映像とノリの良い音楽、如何わしい日本趣味、これまた如何わしい地下社会観、常連アホ小ネタ・・・とスティーブン・ノリントン節は健在。美術館のウンコ‘ENGLAND’とジェイソン・アイザックスのパーシー・ショー(コーラス付き)だけでも5点は軽い。さらにスティーブン・ドーフ、ウド・キアーの友情出演、勘違いの夢の島グリーンランドなどなどネタは尽きない。しかし、ただアホなだけで終わらず、ドラマ面も割りと良い。確かに世間から求められるような作品ではないかもしれないが、気に入った1作だ。
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