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[コメント] 巨人ゴーレム(1920/独)
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★4黒魔術の存在が肯定されるユダヤ人ゲットーの物語。センシティブな話で暗喩は難しく、どう観ていいのか戸惑わされる。カフカ以降の映画なのだからなおさらだ。自己批評を批評する権利があるのは当事者だけなのだろう。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4ユダヤ人たちは平穏であることを第一義に暮らしているようだ。そんな彼らが第三者が成す災いから身を護るための最小限の「威力」の象徴がゴーレムなのだ。だから巨人は平時はひたすら穏やかな従者なのだ。泥造りなのだろうか、町の造形と劫火のスペクタルが印象的。 (ぽんしゅう)[投票]
★4実際の伝説では関ヶ原のころ。プラハで「わしの先祖はそのころ手柄をたてて、この家紋もらったんじゃい。」(我が家の家紋は実際とても変わっている。)というと権威と家柄にコンプレックスをもつアメリカ人に「わう!」と言われる。アメリカ人って曾祖父まで分かったら上等な方です。 (りかちゅ)[投票]
★3神話又は寓話と言える話で怪奇を期待した私は肩透かし。まあ筋違いな事を望んでるのだろうけどさ。美術は結構面白い。ただ、サイレント時代の中でもかなり冗長なテンポが気になった。 (t3b)[投票]
★5これは隠れた傑作。モンスターというより異形のヒーローの映画か。 90年も昔の映画と思えないきめこまやかな演出の数々。いま見ればコントのように見えるシーンもたくさんあってご愛嬌。どうでもいいけど「ゴーレム、はじめてのおつかい」は最高。 [review] (チー)[投票(1)]
★5買物籠やおさげ髪、門前に戯れる少女達と云った童話的イメージを、人造の巨人ゴーレムと意図的に結びつけることによって、滑稽味や戦慄や、研ぎ済まされた詩的幻想美を次々生み出すことに成功している。ゴーレム誕生時の悪魔的映像表現も忘れ難い。監督として、俳優として、ヴェゲナーは素晴らしい表現者だ。単なる変わり者の親爺ではない。 (町田)[投票(1)]
★3余計なお世話だけど、主人公のゴーレムもやってる監督の下で映画作るってのは緊張するだろうな。あんな顔で睨み付けられたらスタッフは絶対萎縮するよ(笑) [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3マグマ大使か?巨人=2m台かな。しょぼいけどなんか造形がいいんだなぁ。ユダヤの秘法*アスタロス。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票]