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[コメント] とられてたまるか!?(1994/日)

バブル崩壊後の94年が舞台だということもあり、テーマが何かと皮肉的。そして邦画では珍しく終始アクションでバカを貫き通すという意欲作だ。出来はともかく、武田鉄矢の変身ぶりが面白い。だけどね、さんまは面白味の欠片も無い。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







約45年ローンのマイホーム。まさにバブル時代の象徴!そして崩壊後の象徴はマイーホムの壊れっぷりと武田鉄矢の必死ぶりに!

ただ全体的に、散りばめた脚本を上手く片付けることが出来なかったようにしか思えない。田中美佐子は何かと浮きまくり、いいとこなし。また、娘は父親への感情を改心した様が描ききれていない。そして、最もハズしたのは明石家さんま。ゲームエンジニアの役柄からか、普段のさんまは垣間見れず。ただの大根役者にしか見えない。個人的に好きなだけに惜しいよ。

ラストは娯楽重視。皮肉的な演出は無し。奇襲攻撃を仕掛けてきたさんまを一人待ち構える親父きんぱっつぁん(違うw)。ガチンコ対決は何故か短尺で、すぐに終了し、挙句の果てにさんまを逃がす(帰す)始末だ。さんまの視点がいまいち不明瞭なのは惜しいところ。…まぁ、ハッピーエンドじゃないのは面白かったけど。(欠陥住宅というわけではなく!?笑)

(評価:★2)

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