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[コメント] 風音(2004/日)
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★3沖縄の風習を描いて深みなく余所行きな印象。でも『沖縄列島』 (69)以来の拘りを持ち続けたのは偉いと思う。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3子供たちの残酷な無邪気さと小さな魚の生命力によって、しばしの間止められ「時」。時間の停止は大人たちの不安をかきたて停滞をまねく。立ち止まってしまった者たちが、再び歩き始めるためには何かを捨て去らねばならないのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★2立つ鳥後を濁しまくり。どこか懐かしさを孕んだ土地というのはあるものだが、そこには今も生活を営んでいる人間が住んでいるのだ。土地の祖霊の力で全てが浄化される、などというのは、本土の人間のいい気な夢想に過ぎない。 [review] (水那岐)[投票]
★4癒し系かと思いきや結構シビアな人間ドラマだが、沖縄の美しい風景で中和されて心地良い。(たぶん)殆どが現地の素人ばかりだが、ネイティブな沖縄弁が効果を上げている。沖縄弁って可愛らしくて、味わい深い言葉だなぁ。子役の伊集朝也がカワイイさぁ〜♪ま、『69』『スイート・スイート・ゴースト』観た時には、長崎弁に影響されたんだが。笑['05.2.27京都シネマ] (直人)[投票]
★4お互いに何の関わりも持たない登場人物たち。「風音」だけが彼らを結びつける。逆に考えれば、「風音」が彼らのアイデンティティになっているとも言えようか。[エルガーラホール (アジアフォーカス2004)] (Yasu)[投票]
★4少年と母親と老婦人の互いにリンクしない一夏の物語が各々に決着をつけた後に風に舞う紙吹雪の下に結合されて閉じていく。その端正な折目正しさに久しく忘れていた心地良さを覚えた。それにしても東陽一の描く子供たちは本当に子供らしく愛しく懐かしい。 (けにろん)[投票(1)]
★4過去を離れて海を見る、涙を風に流す人々。 [review] (町田)[投票(3)]
★4観終わった後にジワジワとくる、あの“風音”の響き。過去を過去として、美しくみせたり風化させることなく、「忘れるな」「忘れたくない」という思いを持って、今日も鳴り続けているのだ。 (HAL9000)[投票]
★4ストーリー,景色,子供達,とても良かった。ちらし等で事前に想像していた穏やか〜な話じゃ案外なくてビックリ。清吉(上間宗男),藤野志保(加藤治子)それぞれの心情をもっと知りたいので、本を読んでみたくなった。(04.9.9@ユーロスペース) (リア)[投票]