タイトルから列車が舞台で、みんながそこに集結して、日本人が持ってる地図を奪うだとかいう流れをメインに突き進むと思ったらそうじゃなくて、色んな連中による様々な事件やエピソードをあっちこっちで見せ続ける展開ゆえに、どうにもかなり散漫な印象が残ってしまう。見てる最中、この映画の主軸は何だったっけぇ？状態になってしまった。そこらをもうちょい纏めていたら、かなり良くなっていたのではないか。　ユン・ピョウが半回転しながら屋上から飛び降りるシーンとかデブゴンとのホームでのバトル、鉄心の蹴り、倉田以上の活躍を見せる日本人女性などアクションは相変わらず良い。倉田が女どもに囲まれて鼻の下のばしてるのは名場面っす。