[コメント] LOVERS(2004/中国=香港)
映画を見終った人むけのレビューです。
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ほーらね、やっぱり。オレの『HERO』評は当たってたネ。→ 「監督は「単にチャン・ツィイーとマギー・チャンのセクシーバトルを撮りたかった」のではないか」と。 → キャスト減らしてチャン・ツィイーたんをクローズアップ!踊り躍らせ縛り上げ、ドロにまみれて青姦ですよ。考えましたな、監督。
今回見てもわかる通り、最後の金城対アンディ以外は全部チャン・ツィイーの舞い舞い舞い舞い舞い舞い舞いである。しかも、あの最後の男二人の戦いでさえ、最後に〆るのはチャン・ツィイー。死なない死なない(笑)。ちゅーを嫌がるチャン・ツィイー(×2)。このシーンも繰り返させるほど、男(監督)の「嫌がる女をモノにしてぇー!」みたいな欲望をそそる一種の生殺しプレイだったのでは?と。よほど、これ(チャン・ツィイー弄り)がやりたかったんだろう。草原の上を裸でゴロゴロ転がるセクシーバトルまでも披露してしまってもうこれ以上はないチャンサービス。もうちょっと『HERO』で聞かせてくれた淫靡な声を聞かせてくれればオレ的には満点だったんだが金城相手じゃ燃えなかったか?
単純な話、キャストを減らしてしまえば、1対1が基本の対戦モードの話だけに対戦カードのバリエーションが減る。言ってみれば『HERO』は「ストリートファイター」で全キャラクタを均等に1回づつ戦わせたみたいな話で、今回の映画は「ストリートファイター」と総称してるくせに春麗の3試合みたいな話だ。男同士の無骨な戦いよりも美しくカヨワイくせに強い(盲目は必須)女の体を張った戦いをずっと見ていたいってヤツだな。オレもオレも(てへ
しかし、また「盲目の美女」ですか。好きですナー監督。ぜひ1回、ピロ様主演の「愛なんていらねえよ、夏」を見てもらいたいものだ。ぜったい嵌るぞ、この監督。ピロ様で映画とろうぜ!
しかし、なんで金城だったんだ?
最後に「アニタ・ムイ」に捧げるっていう表示があったわけですが、HPのプロダクツには「アニタ・ムイの急逝に、チャン・イーモウは代役を立てない事を言明し、脚本を修正、彼女に作品を捧げる事を決めた」としています。女頭領を最後まで顔出さずってのは案外そこらへんだったんですかね。
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