[コメント] 青銅の基督(1955/日) - 点数順 (1/1) -
モニカ香川と岡田とのメロドラマの原作が滝沢修の大フューチャーに改編されているらしいが正解。彼のバタ臭い大芝居にバタ臭い見応えがある。まず冒頭の水呑の件が秀逸で、これはシュニッツラー「死人に口なし」(含ネタバレ)だろう。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
いやあ、これは大真面目に作られているのだろうが、だからこそ、変態的部分が面白い。何と云っても、ポルトガル人神父を演じる滝沢修だ。登場から実に演劇的大芝居だ。捕らえられ、拷問にかけられるが、役人が三井弘次で、悪役だがカッコいい役。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
話しの根底には人間の業の、のっぴきならなさが流れておりギリシャ悲劇を思わせるのだが、あまりにもあっさりと世俗を受け入れる転びバテレン、フェレラ(滝沢修)の言動が軽率で失笑を誘い、鋳物師(岡田英次)とモニカ(香川京子)の葛藤と悲恋もかすむ。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
おそらくスタッフやキャストはみな非キリスト教徒と思われるが、やはりどこか人ごとのような雰囲気がスクリーンから伝わってくる。それから… [三百人劇場] [review] (Yasu) | [投票] |