[コメント] 日本任侠道 激突篇(1975/日) - 更新順 (1/1) -
任侠と実録の「鵺」。当然のようにできてしまうDNA 混合を、任侠映画の作り手も、実録映画の作り手も待望したとは思えない。救いは、殴り込みの前に健さん以下がうどんをすするシーン。このリアルだけは、実録にも任侠にも典拠がない山下耕作の創造性。 (ジェリー) | [投票] | |
脚本家笠原和夫が二番煎じとコキおろすラストの是非はともかく、これは「無」である。「無常感」へ行き着く前の「無」の状態で終わる。実録モノ全盛の中であえて制作された高倉健最後の任侠映画。これで健さんは決別出来たのだろう。 (sawa:38) | [投票] |