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[コメント] 2046(2004/中国=仏=独=香港)
- 点数順 (1/2) -

★5女の心が見えぬまま、恋に幕を引かなければならないという選択をした男。代償として生まれた愛の欠落と精神の彷徨。叶わぬ願いと知りながら、全てを無に戻したい、いつか戻せるかも知れないという原点への回帰願望が、何も変らないという場所「2046」。 [review] (ぽんしゅう)[投票(8)]
★5なんてアジアの人々は美しいんだろう。 [review] (きわ)[投票(5)]
★5これぞウォン・カーウァイの集大成。際立つ新しさは無いものの、梅林茂の音楽やクリストファー・ドイルの撮影、トニー・レオンを始めとする素晴らしい役者陣に支えられ、60年代の香港を背景に人間ドラマが交錯する。 [review] (牛乳瓶)[投票(2)]
★5連れ去り、引き戻すこと。全ての映画、全ての物語、全ての恋愛に与えられたこの残酷な機能を、知っていながらも何故、人はそれを、其処を求めて止まないのか。『2046』は私の想像を遥かに超えた完璧な恋愛映画。その魅力は言葉ではとても語り尽くせない。というか、魅力を感じない部分がないのだ。もう降参。泣きながら手を振るしかない。 (町田)[投票(2)]
★5監督は、なんて男女の恋心を燻るのが上手いのだろう。まるでゲームのごとく進む男女の駆け引き・・・。ゲームも恋愛も思い通りに行かないから面白い。 [review] (レモン汁)[投票(2)]
★5ストーリーは単純で、確実に「新しさ」はない。しかし、私の中に何かが残った。 [review] (山田クン)[投票(2)]
★5完璧な映画というわけではない。お世辞にもまとまりが良いとはいえない。しかし、シーン毎の充実度ときたらどうだろう。人物たちのなんと刹那的な美しさに溢れていることか。正しい撮影、正しい編集、正しい演技、正しい演出さえあれば観客は各自物語を補完し、監督と共同で傑作を作り上げるのだ。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4矜持を喪った主人公が、諦観というか自棄というか、観察者の立ち位置に退いてしまった分、『花様年華』にあった緊張感は失われた。が、一方で全編に刹那さを帯び、世界の拡がりや時間性、人生の無常といったものはより強く感じられる。 (緑雨)[投票(6)]
★4このままこの物語は終わってしまうのか。宇宙に独り、どこにも辿り着けないまま漂流するような寂しさ。 辛い物語だった。 [review] (レディ・スターダスト)[投票(6)]
★4ため息の出るような映像、凝ったSF手法、きらめき響く音楽。またまた耽溺的です。構成上でリフレインがちとくどく、またおセンチぶりには驚くが、女優の美しさは驚くべき濃密さ。トニーレオン、キムタクも良い。特にレオンのりりしさには舌を巻いた。 [review] (セント)[投票(4)]
★4現実の世界に小説の世界が侵食し交錯する二重構造の魅力は前作『花様年華』の方が周到に計算され映画的な効果を上げていたし、登場人物を複数配置したことでプロット展開の収斂度も劣ってしまい散漫な印象も否めないのだが、しかしそれでも個々のシーンは実に魅力的だ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4近未来SF映画だと思っていたが、実は男と女の熱く切なく、愛しくも悲しい愛の物語だった。 [review] (しゅんたろー)[投票(3)]
★4出会いとすれ違いの美しさ。「前作」とされる映画を見なくても、最後にはつじつまは合っていると思うのだけれども。 [review] (SUM)[投票(3)]
★4老い。退屈。官能。 [review] (オノエル)[投票(2)]
★4男は自分の孤独や虚無感を一瞬でも忘れるために、女と遊ぶのかもしれないが、女は美しい顔と残酷な心をあわせもつグロテスクという甘い蜜に吸い寄せられる。物語はまるで、灯籠に群がる蝶々の華やかな饗宴。つまり男と女も〈なにもない〉ことに幻想を抱いて生きていくしかない、ということ。それを人は愛と呼ぶだけ。 (Linus)[投票(2)]
★4公開当初、話の筋が全く解せなかったのでDVDを購入・再観賞。木村拓哉が好きなので、頑張って理解しようと努めたが挫折。茅ヶ崎さんが書かれた粗筋を読んで、再々観賞を決意。点数はその決意表明込み(笑)。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★460年代に現れた香港のクラーク・ゲーブル。2046にて恋のロンドを踊り狂う。 [review] (ボイス母)[投票(1)]
★4花様年華』を知らずに観て、しまった!と思ったが、この観方でも良いのだと判明。寧ろもう1回『2046』を観る楽しみが出来た。自分に「メメしいオトコ」を感じるひとにお奨めです。3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★4白いパンツが世界一似合う男・トニー。 (MM)[投票(1)]
★4さっぱり分からない。でも、にも関わらず「もう一度観たい」と思わせる不思議な魅力を持った作品。[錦糸町シネマ8楽天地1/SRD] (Yasu)[投票]
★4いろいろ解き明かしたい符号が散りばめられてはいるが、未消化で俳優陣のアンサンブルが悪い(トニー・レオン=演技してないよう、チャン・ツィイー=凄い熱演、キムタク=臭くて見てられない、他はグッド)ため乗り切れない。映像、音楽はMTVで良かった。 (プロデューサーX)[投票]
★4ほとんど極端なアップか、何かで画面を分割して役者にカメラは集中したままで進行する。それぞれ感情のかたまりと化した女優たちがトニーレオンの出口のない孤独を責めるように去来する。このすざましい感情と孤独の演技と引きのない映像が素晴らしい、木村拓也以外は・・・。カーウァイは香港のDリンチになっちゃのかな?。 (エピキュリアン)[投票]
★4ウォン・カーウァイは好きではなかったのですが、初めて落ち着いて見られました。いろいろ改良すべき点はあるかと思いますが、でも、なかなかの作品だと思いますよ。 [review] ()[投票]
★4時に官能的で、時に狂おしいほどの恋愛模様。アンサンブル・キャストが織り成す物語にぐいぐい引き込まれる。チャン・ツィイーの成長ぶりに驚く。 (茅ヶ崎まゆ子)[投票]
★4この映画だけでも完結されてるとは思うが、前作(花様年華)や過去の作品を観るとさらに彼らの喪失感が胸にグッと響きます。王家衛、さすがに今回も音楽と映像はぬかりなく美しい。 (デンドロカカリヤ)[投票]
★3頭にハテナを浮かべて劇場を後にするカップルの男の子に激しく同情する。 [review] (づん)[投票(8)]
★3もうこの映画でウォン・カーウァイともサヨナラかと、そう思ってちょっと切なくなったり。 [review] (kazya-f)[投票(4)]
★3ウォン・カーウァイは苦手な監督だが、『2046』は悪くない映画だ。 しかし、映像美だけにあまりに頼りすぎたいつも通りのスタイルは、やっぱり好みじゃない・・・。 [review] (Keita)[投票(3)]
★3ストーリーなんて監督ですら重要視していないんじゃないかと思えてきます。全体として何が言いたかったのかはイマイチわかりませんでしたが、個々のシーンで目を引くようなところはありました。 [review] (makoto7774)[投票(2)]
★3トニーの瞼、リーの唇、フェイの鎖骨、ツィイーの横顔、ラウのガタイ…。心地よい酔い。どこが終わりか混乱したけれど、トニーと運良く呑み友達になれたようです。映画館の座席が良かったのかな??ナレーションは…ハウルの方がまだ良かったよ、キムタク。 [review] (chilidog)[投票(2)]
★3瞬間、レスリー・チャンの表情がふっと、カリーナ・ラウの顔にうかびあがったので、ドキドキ。気のせいでは、ない。断じて。 [review] (kazby)[投票(2)]
★3ユー!ミーと一緒に来ちゃいな! (TOMIMORI)[投票(1)]
★3「もう一人の」足のない鳥。 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★3小悪魔的なツンデレを演じ予想外にコケティッシュなツィイー1本で押せば良かったのにカリーナコン・.リーの挿話が余分で散漫化。「2046」に託したカーウァイのこの先行き止まり感は空転する。総決算の意欲が煮詰まって自壊した趣き。 (けにろん)[投票]
★3ウォン・カーウェイ作品は久し振りに観たが、もっと斬新な感じかと思ったらこの程度か。ストーリーどうこうより、雰囲気を楽しむ作品なんだろうなぁ。嫌いな人は、かなり嫌いかと。個人的には、そこそこ楽しめた。観るのは、一回で充分だが。木村拓哉(セリフは別として)は、今までで一番上手いと思った。['06.2,22DVD] (直人)[投票]
★3監督がぎりぎりまで編集をしていたのいうのが何となく理解出来る。 (RED DANCER)[投票]
★3世界史上最強の国家へと邁進する「中国」。そこに飲み込まれる期待と不安。束の間の甘い果実を享受してきた「香港」=「トニー・レオン」の失ったモノと2046年に失うモノ・・・ [review] (sawa:38)[投票]
★3木村拓哉はまぁおいといて、私ウォン・カーウァイは好きなんだけど、今回は特にうわぁって思う場面は無かった。それは女だからだろうか。もっとわかってよ。 (エリ-777)[投票]
★3ひどく難解なわけではないけどすっきりしない、いつものやつでした。見終わった後即、期間をおいてから落ち着いてもう1回見なくちゃと思わせる・・・。トニー・レオン目当てで、何度でも見させてもらいますけど。 (ree)[投票]
★3悪くないのだ。シーンごとは。だが「よさげな雰囲気」と「よさげなイメージ」のブツ切れを寄せ集めただけに見える。それがいつもの王家衛だけど。木村拓哉の台詞で赤面しそうになるのは、台詞全般が臭いからなのか、そこだけ日本語で聞こえるからなのか。 (ツベルクリン)[投票]
★3この映画と恋に落ちることはなかったけど、切ない思いが少し残った。それはきっと、チャン・ツィイーに感情移入してしまったから。好きな人と一緒になれないのは、悲しいこと。コンセプトはおもしろいのかもしれないけど、あともう一歩、というかんじの出来だったとおもう。 (Heavenly Treasure)[投票]
★3実は観終えて既に3時間ほどが経過するのですが、映画途中で覚え始めた頭痛が未だ去ってくれません。 [review] (甘崎庵)[投票]
★2木村拓哉は好きじゃない。でも「俺といっしょに行かないか」のセリフはちょっと「言われたい・・・」と思ってしまった。そんな自分が情けない・・・。 (しぇりぃ)[投票(4)]
★2映像と音楽は幻想的で魅惑的でマッチしてる,アンドロイドの足の裏の光方かっこいい,チャン・ツィーと一緒にいる時のトニー・レオンの表情(自分の色気を分かっていて自信たっぷりな感じ)が無性に気に食わない,なんかキムタクの役(台詞)がダサい,フェイ・ウォンの「父が許さない」だの、だんまりが気に食わない,まだ?早く終わらないかな...等と考えながら、 [review] (リア)[投票(3)]
★2抑制の効いた、たゆたいの美しさの極北を見せた『花様年華』の続編がこの愚作とは!リー・ピンビンの不在はこんなにも大きいのか。画面の外にあるものを黙示する力を欠いた近接撮影中心の画面の中で、俳優達の演技が伸びやかに羽ばたかない。もったいない。 (ジェリー)[投票(1)]
★2芸術は成熟するにつれて抽象的・観念的になるというが、この映画はそういった成熟のうえに成り立っているのか疑問をかんじる。豪華なキャストに美しい映像と音楽。そこに描かれる恋愛模様は、どうにも雰囲気だけでこころの芯にせまってくるようなものがない。 [review] (よだか)[投票(1)]
★22046の男子中学生向けの憶え方は「布(2)団でオ(0)ナニー、シ(4)コシコしてる(6)」で、アンチ王家衛派の憶え方は上記にプラスして「不(2)良品お(0)しつける酔(4)っぱらいロ(6)クデナシ」。自分に陶酔している王家衛の次回作の題名も数字だと嬉しいです。 (ジャイアント白田)[投票]
★2インファナル・アフェア』『HERO』で、とても「疲れた」顔をしていたトニー・レオン。少し元気な顔が見たい!と思っていたら、今回は何かに「憑かれた」ような、病的な悲しい顔をしていた気がした。(カンヌに登場したときの颯爽とした姿と対照的) [review] (プロキオン14)[投票]
★2奥が深いのか何なのかわからないのだけれども、結局は、平日昼間にやってるメロドラマのように感じてしまいました。 [review] (らーふる当番)[投票]
★2映画の最中に席を外す人の数が、今までに映画館で観た中では一番多かった(かも)。観客席に、なんていうか「まだかなぁ〜」って雰囲気が漂って(る気がし)た。 (セカン)[投票]