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[コメント] 戯夢人生(1993/台湾)
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★4ある人形師の生涯を通して、日本に占領されている時から解放されるまでの台湾の叙事詩を描く。 何か「悲情城市」に似ているが、こちらの方が牧歌的だ。それにしても、撮影のリー・ピンビン。相変わらずロングショットで、 [review] (セント)[投票(2)]
★3ホウ・シャオシエンの映画は風景、人、時代がただカメラに写っているという感じがします。その「単に写っているだけ」がリアリティを生み出すと思います。 (ina)[投票(2)]
★44.5点。90年代以降のシャオシエンは「映画」に対してよりラディカルな志向を持っている。ある種、記録映画とフィクションの融合。場面の切り取り方は相変わらず天才的だ。傑作。ちなみに総ショット数は95であった。 (赤い戦車)[投票(1)]
★3どうせなら、もっと人形劇を見ていたいと思ってしまった。2004.8.8 (鵜 白 舞)[投票(1)]
★3人の一生を題材にしながらこれだけ人間の気配が薄い映画はめずらしい。叙情さも過ぎるとただの除情絵巻。 (AKINDO)[投票(1)]
★3撮影をはじめ技術パートの完成度は一種の到達点と思えるが、正直、この李天祿の人生が余りにドキュメンタルな事実にとらわれすぎで面白くない。『非情城市』で兆しが顕現した侯孝賢ルーティーンイメージで凝り固まっていくような窮屈さもしんどい。 (けにろん)[投票(1)]
★4「絶対映画」への一つのアプローチ。他のメディアと違う映画の大きな特徴の一つは「静謐さこそが重要である」ということ。しかしこのようなマニアックな映画が多くの人に受け入れられるとは思えないが。美しい撮影。煙草のシーンの素晴らしさ。 (ゑぎ)[投票(1)]
★4郷愁(既視)。戸板一枚隔てた眼差し(距離)。フィルムに時を映し込むということ。 ()[投票(1)]
★42曲 日本の歌謡曲が流れます。「裏町人生」(S12年)と「忘れちゃいやよ」(S11年)。台湾でヒットしたのだろうか?この歌を好きになった台湾人はいたのだろうか。もしいたら、いいなと思う。 (KEI)[投票]
★4生れ落ちたその時、祖国がすでに他者の支配下にあるという状況とは、その人の人生にどんな影を落とすものなのだろう。或いは、そんな大状況など、日々を生きるということにおいては何の意味もなさないのだろうか。老人形使いは被征服者である前に生活者だった。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★3勉強不足の自分はこの人生、この話し・・・大きすぎる。ただ、戯、音、空気は美しい。暗い中の光がきれい。声のトーンも心地よかった。他のも見ていようかな。 (megkero)[投票]
★4♪〜昼は幻、夜は夢  忘れちゃいやよ、忘れないで (まご)[投票]
★3北京語を全く使わない台湾映画は初めて観た。場面と場面の繋がりが判り難いところが多かったが、日本統治時代の台湾の様子が少しだけでも分かる。最後にやっとこの映画の形式が判った。祖父母と一緒に観たので、戦前の日本の歌が多用されていると判った。2001.9.24 (ハイズ)[投票]
★4映像化した部分よりも李天禄の語りだけで伝えられたエピソードの方が面白かった。削ぎ落とされた映像も、少しバランスを失っていると思う。悪くないんだけど前の作品の方が良い。 (tomcot)[投票]
★4隠居して思いを馳せる現役かな(字余り) (ゆの)[投票]
★3侯孝賢は好きだが、この作品には乗れなかった。理由は不明。 (丹下左膳)[投票]