とにかくピンチの連続で、とくに後半は緊張感が持続。エグくなるシーンもカット割りで巧く画面外に処理されてますんで、こどもでも楽しめるでしょう。（殴り合うシーンはありますが）

人間世界を描いた 3D-CGI 作品ってことで少し不安もあったんですが、日進月歩の技術革新は凄まじく、まったく違和感なく観られました。動きも表情もいきいきとしたキャラクターたちが縦横無尽に大活躍。キャラクター・デザインがリアル志向でないのも自然に感じられた要因でしょう。

009 とか X-MEN みたいな単一能力に秀でたスーパー・ヒーローゆえに「このシチュエーションでどのヒーローがどう活躍するか？」って楽しみ方も。海のど真ん中から島を目指すシーンが秀逸でした。

原語キャストは録音→映像作成でしょうから、台詞と映像のシンクロはまったく問題なし。日本語吹き替えの方もかなり優秀な部類だと思います。（こどもたちの演出はやや古くさく感じましたが）

DVD で観ましたが、吹き替えで観たあと、同じ日に原語で再見。うぅ〜ん、劇場で観たかった。‥‥