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[コメント] ヴィタール(2004/日)

テーマはどことなく『まぼろし』と共通している。医学生の解剖学を学ぶシーンは『アナトミー』よりもリアリティがあり、妙に関心してしまった。
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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交通事故に遭い記憶喪失になった男が、医学に興味を持ち、解剖学を学ぶ内に、遺体が死んだ恋人であることに気づき、徐々に記憶を取り戻し恋人の遺体の解剖にのめり込む姿を描いた映画。

ホラーチックな展開だが、あくまでも恋人の遺体の解剖にのめり込む主人公の人生ドラマ。生と死について対称的に描いているが、主人公が死んだ恋人との過去を断ち切ることが出来ず、恋人の遺体の解剖に没頭し現実を受け入れようとしないところのテーマは『まぼろし』と共通している。

解剖学について医学生が学ぶシーンは『アナトミー』よりもリアリティが感じられ、妙に関心してしまった。

(評価:★3)

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