[コメント] 五線譜のラブレター De-Lovely(2004/米)
上映時間が経過するに従ってつまらなくなる。回想に対して「現在」がちょくちょく茶々を入れる構成はやはり好みではない。導入と結末には不覚にも感動したが、それはそこに登場する人々の「量」が感動的なためだ。ケヴィン・クラインは二〇〇〇年代のハリウッド映画で主役を張る顔ではない。そのクラシカルさがよい。
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