[コメント] MAKOTO(2005/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
もともと私は霊を信じないので、観る前から全否定なのは判ってるんだけど、否定したくて観ちゃいました。
風、花火、音響で映画的に?シネスコ、銀のこしで映画的に?テレビになってしまいそうだから、なんとか映画にもっていきたい表れかしら。
虐待。二股。浮気。
虐待。娘の母親への想い。ここで涙をさそう盛り上げ音楽。「ごめんね。ごめんね」
二股。ワタシを取り合う男同士のケンカ。弁解の余地なし。死体ヌード必要なのか。
花火大会。転落死。不注意なら5mも飛ばない。手で頭をかばった形跡。じゃあ、別所哲也の件は・・・。で、解決・・・なんかねぇ。
和久井映見、別所哲也と浮気。夫がかまってくれない。共通の趣味、現代美術。妹、録音証言を聞かせる。
霊視によりズバリで我が身の醜い行状に言い逃れができなくなる。
「なんかこんなんじゃダメなんだけどなぁ」とうっすら罪悪感を抱え生きている現代女性。
理論攻めで「だからダメなんだ!」と強圧的に起こられるのはイヤ。コワい。
「神が○○とおっしゃっています」宗教っぽくてうさんくさい。
知っている人の霊が「○○」と言ってますよ、で初めてストンと納得。
言ってもらいたいことを言ってくれた。謝礼の発生で商売になる。霊を信じている人と霊能者の二者間、誰も損はしないシステム。周囲の雑音を気にしなければ完全システム。霊がない、というのを証明するのはむずかしい。
霊がある、と信じることで行動が前むきになっていい方向に進むこともある。でも、やっぱり霊なんてないのになぁ。
霊になるのは反省の余地ある“いいひと”のみ。おとなしい霊たち。交差点で見守る霊。
監察医と刑事の連携。霊視捜査で難事件を解決?ありえな〜い。でも映画でやると信じちゃうかも。リテラシーの問題。
日テレコネクション?日曜バラエティ司会者。出演者。TVコメンテーター監察医。スーパーテレビでスピリチュアルカウンセラー特集もやってたし。
河口恭吾さーよなーらをーくりかえすぅ♪
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