[コメント] ブレードランナー(1982/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ロイ(ルトガー・ハウアー)がハトポッポ握ってるシーン。あれでもうすでに4点。涙出まくり。オレ的には。(この映画、ハリソン・フォードも大事なんだけど、ロイがルトガー・ハウアーじゃなかったら…、どうするよ?)
あと、戦いが終わったあとにちょっとだけ出る、青い空。アレ。
P.S. 『フィフス・エレメント』にブライオン・ジェームズが出てたのは、やっぱこの映画へのオマージュなんだろうか。東洋人の食い物屋は明らかにそうなんだろうけどさ。
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2007.11.18追加
2007年になって、リドリー・スコット監督が新たに追加撮影・編集を行った「ファイナル・カット」というものが公開されるのだが、上記で触れている「青い空」が「暗い空」に変更されてしまったらしい…。
以下、「ファイナル・カット」のプロデューサーの話。
「バティ(ルトガー・ハウアー)の最期で鳩が放たれるシーンは、これまでは雲のない青空に飛んでいくというものだったが、『ブレードランナー』らしくないと判断して削除し、デジタル処理して、酸性雨が降るダークな空へ飛び立つように変更した。」
つまり青い空は演出ではなくて、単に偶然、あるいはミスと分かっていたけど直せなかった箇所だったってことだ…。なんじゃそりゃぁ…。絶対に自覚的な演出だと思ってたのに…。(ここが「暗い空」になると、カタルシスが半減する…。)ちょっと「映画」というものに幻滅しました…。
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