[コメント] 世界で一番パパが好き!(2004/米)
普通ではないメンバーで作られた「普通」に良く出来たハートフルな家族愛の映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
話は普通に良い作品だ。
ただ監督がケヴィン・スミス。「クラークス」「モール・ラッツ」「チェイシング・エイミー」など、あのめちゃくちゃな設定をものすごく面白く上手く演出する天才監督が何故こんなに普通な作品に仕上げるの?
撮影監督がヴィルモス・ジグモンド。「スケアクロウ」「未知との遭遇」「ディア・ハンター」「ブラック・ダリア」の巨匠が何故こんな普通の作品に?確かにきれいだけど普通すぎる。
出演者。まあ狙っての演出だが、「カメオ出演」という方法を使い過ぎ?マット・デイモンはほんのワンシーンで業界の人、ジェニファー・ロペスはお母さん役ですぐ死んでしまう序盤でいなくなる。ウィル・スミスは本人役で終盤に登場。なぜこんな普通の作品に大物スターをカメオ出演させるの?
ゴシップ。ジェニファー・ロペスとベン・アフレックが婚約解消前に共演していて見事にラズベリー賞を取っている。
とまあ、物語自体には関係ないところで何だか普通ではない。
まあ題名は上手いかもしれない。原題は「Jersey Girl」ジャージー ガール。あまりぴんとこないが「世界で一番パパが好き!」これは邦題のほうが絶対ハートフルな印象を与える。 この邦題でそんな騒がしい騒音(凄いスタッフ、ゴシップ)を上手く消し去ったような気がする。
普通でないメンバーで作った普通に良い映画。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。