ビールを飲みながらほろ酔い気分で観始めるた最初のシーンでの制服姿（ワイシャツをスカートから出して、ハイソックスでもルーズソックスでもなく素足。セーラー服じゃないのが嬉しい）のすらっとしたヒロイン、関めぐみに「おぉ、これは」と期待が膨らむ。が、ビールの酔いから覚めてくのと同時に、映画にもさめてしまう。

写真部の主人公が写す関めぐみはすごく魅力的で、「写真と俳句って似てるんです。一瞬を切り取るって意味で」みたいな台詞が顧問の先生からあって、で、そういう高校生の夏休みっていう瞬間を映画でとるなんてとても素敵なことなのだけれど、この映画にはどうもいらないものが紛れ込んでいる。

例えば、全国高校生俳句甲子園大会で「俳句は楽しくなきゃ意味が無い」などと初心者の言い訳みたいなもんを主人公たちの台詞で言わせる必要なんてないでしょ、などなど･･･。

とまぁ、悪く言いましたが、高校生活の楽しさみたいなのはすごく伝わってくるから、何も考えずに見るにはすごく良い。

そんなわけで、ビール飲み続けてたら星５つだけれど、ビールが無いとなると星２つ。