[コメント] 壁の中の秘事(1965/日) - 更新順 (1/1) -
| 陽の当たらぬ風俗の戯画として現代でもそのまま通用する切り口は見事なのだが、視点が皮肉一辺倒で不満が残る。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
| 団地という閉鎖された日本の縮図みたいな場所で少しずつ歯車を狂わしていく人々。 野上正義が端役だけど若くてイケメン。 [review] (sndtsk) | [投票(1)] | |
| 巨匠たちでさえまだ「清潔さ」しか感じ取れなかった時代の団地という構造物に、弛緩して淀んだ空気を読み取るこの仕事！ [review] (G31) | [投票(1)] | |
| 四方八方を塞ぐ壁の中に、闘争の残滓とともに取り残された若妻の火照りと、成熟への不安とともに閉じこもる青年の焦り。そんな、高度経済成長に浮かれ流される日本という小船の船底には負の力が澱のごとく蓄積される。置き去りにされた者たちの不毛。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |