[コメント] スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(2005/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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冒頭は宇宙戦艦やドロイドやらスターファイターが入り乱れての”宇宙戦争”で、これが無ければSWじゃない。人?ドロイド?が船外の宇宙に放り出される描き込みも芸が細かい。2機のジェダイ・インターセプターが敵宇宙船を縦横無尽に飛びまくるのは、単なる視覚的なサービスだけれども、SWのSFXここに極まるって感じ。猫も杓子もCG全盛の昨今でもSWの視覚効果は別格、時代の最先端ですな。
「だけどな〜、エピソード4と落差有りすぎだよ。どーすんの?」と心配させられたけども、最後はCGを抑えて、「ロケーション」も「音楽」も「メカ」も「宇宙船内」も「帝国軍の衣装」もエピソード4に合わせようとした苦心が伺えます。
今回の不満な点を列挙すれば、
・デススターの建造が始まっているけれど、これから19年もかかるのかよ?(ちなみに第2デススターは4年でほぼ出来ています。)とツッコミを入れたい。
・それから、母シミの父は解らず仕舞い。ドゥークー卿と結びつけるか?と思いきや、LOTRよろしく3作目には簡単に葬られるキャラと成り果てる。ホントに処女懐妊?
・クワイ=ガンに会える?・・・旧作に出てくる幽霊のこと? ハッキリ解りませんな。
・・・この辺りは、サイドストーリーの「クローン大戦」やこれから作られる「TVシリーズ」で解るのでしょうか?
・皇帝の「私よりダース・ベイダーは強い」というセリフと、マスター・ヨーダのオビ=ワンに向けた「皇帝にはお前の腕では危険だ」と言うセリフからすると、彼らの力量は、
ダース・ベイダー>皇帝>オビ=ワン という事になるが、オビ=ワンがダース・ベイダーに勝ったのは、番狂わせ?
・R2D2の戦闘力は凄い!バトルドロイドに囲まれて万事窮すと思いきや、タールを撒いて火を点けちゃうんだもんなぁ。このエピソードの笑いどころは唯一ここだけだったような? シリアスな内容なだけに致し方なしか?
・生まれてすぐの赤ちゃんに「ルーク」「レイア」なんて命名するなんて、「他人には譲れません!」ってパドメの意地と理解してあげればいいのでしょうか?
公開順は4→6、1→3が正解だったけど、この順のリレー上映会よりも自宅では1→6で楽しもうとワクワクしています。そうするとアメリカのファンの様に仮病を使って仕事を休んで朝から晩までの鑑賞ともなると、経済活動に支障をきたしますかね? いやいや、7年前に『タイタニック』を大画面で観る為に36型TVを買ったけど、今度はプラズマのどでかいのでも買って備えます。この様にスターウォーズはむしろ経済効果を引き上げると断言します!
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