[コメント] バットマン ビギンズ(2005/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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ポンコツ車を見事なカスタムカーに作り上げる番組を思い出した〜。あの戦車まがいのバットマンカー見たら。戦車な外観って新しいヨ!とか、本作は ”好き” 要素がたんまりでにんやりな1本でした。ちなみにバットマンシリーズは初鑑賞。
○バットマンカーが戦闘態勢に入る時の、運転席の自動変換にも「まぬけ〜」と爆笑。その後ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン) も乗車!いざ戦闘態勢ー!自動変換にアワアワ。笑いに対してココまで抜かりが無いとは!って感心・歓心・関心ですよ!
○「バットマン 武器を捨てて出てきなさい!包囲されているぞ!」 って警察が呼びかけるシーン。”バットマン” って固有名詞で呼んじゃうあたりに思わず失笑。
○バットマンに対し、リーアム・ニーソン の 「演出があまりに過ぎやしないか。」「失礼するよ、街の破壊に忙しい」 等、数々の台詞に笑えました。
○アルフレッド(マイケル・ケイン) が居て、ほんっとーーーに良かったね!って思うシーンしばしば。感動ドコロですが、笑いも忘れてません。
○バッドマンの衣装作成時、試行錯誤を重ねる辺りや、ドジったりパーフェクトな超人ヒーローではなく人間味溢れている等、妙に現実的だったり,立ち並ぶ摩天楼のビルの一角にそびえ立ち、街を見下ろしてたり、あのマントで長時間飛ぶのはちょっと…と非現実的だったり, このギャップ!馬鹿さ加減!あ〜・・いかにもコミックっぽくっていーなー♪って思いました。 このギャップがあるからこそ、数々の笑いも引き立つのだと思います。
○途中、援軍のコウモリの大群が押し寄せてくるシーンがあります。あれは本物か?何かのアイテムで幻覚演出か定かじゃありませんが、本物だ!って直感的に思った私は鳥肌が立ち、涙が出そーになりました!!!
○街を破壊する為にラーズ・アル・グール率いる影の同盟が私用した武器、(水道管に毒物を入れ、水分を気化させる装置を使い、毒物を街に蔓延させる)も、リアルに感じ、丁寧な造り込み感動しました。幼少期のトラウマ・両親の死〜バットマンとして活動するまでのくだりも文句なしです。
○『エイプリルの七面鳥』 ではいい味だしてたケイティ・ホームズ ですが、本作ではあまり光ってない気がします。若いのに、片方に釣り上がった口角。微笑んだって人を見下したような厭味な女にしか見えなかったし、重力のまま垂れ下がった全ても、「若いのに…」 って気になっちゃって…
”?” な点も、好きな箇所♪も、挙げたらキリが無い。何はともあれ!楽しめたのでちょい甘め採点!続編がとっても楽しみー☆
05.06.30@
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