[コメント] いつか読書する日(2004/日)
ときに街は物理的にも心理的にも人を閉じ込め人生そのものになる。だから若者は本能的に街を出ようとする。苦悩の象徴のような急坂を日常として受け入れた女と、坂の頂上に篭るように暮らす男。30余年をそうして過ごした2人に相応しい恋の結末だった。
(ぽんしゅう)
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