古き良きジャッキー・チェン系、もしくは『ベスト・キッド』と言ったところ。

娘をボコボコにした敵は高校のボクシングのインターハイ３連覇でオヤジは政治家、教えるコーチは風変わりな武術の達人の高校生。確かに警察に駆け込んでも最終的にはもみ消されそうだから倒すしかない。でも、高校生側がコーチになる動機はちょっと無理があったかな。まあ、見る前からその辺が難しいと思ったけど、やっぱりうまく処理出来なかった模様。岡田クンが強くなろうとしたきっかけも言葉だけの処理じゃ弱いと思う。せっかく映像のあるメディアなのに。

予定調和のストーリとは言え、「もしかして負けるかも」とは思ったので結構楽しめた。いろいろ不満はあるけど見てよかったとは思う。まあ、それなりに作り込んではあるからね。これがＶシネで、キャストが違ったらまた違う映画になると思うし。少し甘めの４点だけど、楽しませてくれたのは事実なので。

ちなみに見終わった後、特訓したくなった。（笑）　何かをさせようと思わせる作品はエラい！