[コメント] チャーリーとチョコレート工場(2005/米=英)
映画館を、そのまま最新型アトラクションにしてしまった・・すごいよ、ティム・バートンという人は。映画館の観客をすべて、ゴールデンチケットを手にした子供にしちゃうのね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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今の子供ってうらやましい。こんなすごい映像にしてファンタジーを見ることができるなんて・・。自分が子供の頃の空想は、こんな壮大なものは思い浮かばなかったから。 映像体験はともかく、"子供を祭り上げた、子供様様(さまさま)映画"になってなくて、子供に伝えるべき事を伝えてるあたりもすごかった。
映画は、まずテンポよかった。飽きることなく、心地よい。こんなに映画の時間があっという間に感じたこともない。テンポがうまい。
夢から飛び出してきたような素敵な映像世界、絵本のページを1ページずつ、ゆっくり丁寧に開いて読むような感覚で、どんどん夢をふくらませ、そして観る者をチョコレート工場へ招く。自分もチョコレート工場見学会に招かれた一人のような気持ちにさせるカメラワーク。そんな感覚に幻想に囲まれてドキドキワクワク、チョコレート工場の中はテーマパークの最新型アトラクションを体験したような、疾走感、楽しさ、おかしさ、ドキドキ感・・・世の中たくさんある映画館が最新式アトラクション・チョコレート工場にしてしまった・・そんなティム・バートンの魔法に、これこそ、、エンターテイメントなんだ・・と感動しました。
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